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トレード手法はワインやウィスキー同様、一度手を放して熟成させることで自分の納得いくモノにすることができるのかもしれません。

試行錯誤してもなかなか成果が出ない、使いこなすことができないトレード手法があるなら、2~3カ月敢えて手を放して熟成させることも考えてはいかがでしょうか。

熟成させた後で再度取り組むことで、それまで見えなかったものが見えて、自ら納得いくモノとすることができるかもしれませんよ。

夏頃から検討中の手法の方向性が見えた2019年末

2019年のトレードは既に11月末に終えており、12月は仕事と資格試験に明け暮れていました。無事に資格試験が合格し、12月後半は公私ともにひと段落した状態です。

折角できた時間で来年に向けた検討や考え事していますが、その中で夏頃から検証している手法の再検討をスタートしました。FX歴10年超えてしまってますが、それでも相当チャレンジングな試みだったのですが、仕事が忙しくなってそれどころでなくなってしまった事情があり、10月入った所で一旦ストップ。ダラダラやってもうまく行かないのと、方向性は見えながらも煮詰まっていた部分もあったので、時間を置くことにしました。

そして久しぶりに12月末で時間が出来たので、再び検証作業を開始したところ、9月までには見えなかったものが見えたりして、2020年使えるかもしれないな、という段階には落とし込みが進みつつあります。

手法の検証は熟成が相当重要かもしれません。アービトラージの時に一度実感したのですが、今回再認識することになりました。


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アービトラージの取り組みから2020年春で2年、若干手法の変遷があった

2019年はアービトラージ中心のトレードとなりましたが、アービトラージの取り組みは2020年春で2年になります。

佐々木先生の『成果を残す資源通貨アービトラージ』を受講して、その前に株のサヤ取りの経験があったので飲み込みは早かった方で、1カ月くらいで利益の出るロジックは組み上げました。ただしやはり実売買で利益出るまで半年程度かかって、2018年後半はボチボチうまくいったものの、イマヒトツしっくりこないなぁ、ということでもう少し検証に注力。

関連記事:アービトラージ取引始めました、約半年で原油とCAD取引の形ができた

当初はWTI原油とCADでアーブしてましたが、金とCHF(スイスフラン)が思った以上に相性良く、自分としての投資タイミングにも合っていたので、金とCHF中心のアーブで再スタート。途中、若干ロジックに修正を加えながらも、2019年は半年以上はアーブ中心でトレードしていました。

その間、アーブといっても投資商品も入れ替えてますし、ロジックも修正を入れています。管理人はエクセルにデータ入れてエクセルのお手製グラフを見ながらアーブしてますが、グラフの変遷が手法の変遷そのものともいえます。

アーブを始めてもうすぐ2年、基本的な所は落ち着いて淡々とトレードするだけの状態とはなりました。けどこの間、手法を練り上げるために時間かかったな、というのが実感。また途中離れていた時期に意外な発見があったりもして、1つの手法を練り上げるには熟成期間も必要なんじゃないかな、と思うに至っています。


・初期に使っていたアービトラージ用のエクセルグラフ


・2019年最新のアービトラージ用のエクセルグラフ

手法には一旦手を放す熟成期間が必要なのかもしれない

この手法使えねー、と次から次への手法を変えていると結局何も残りません。使えない手法や商材が残るだけです。

この手法でトレードしよう!、と思ってもそれが自分のタイプに合ってるかどうかはやってみないと分からない面があるのが、また難しい所。

ただねアービトラージをやっていく過程で気付いたのですが、色々やった上でどうもしっくりこない手法は、一旦距離を置いて再度トライすると新しい発見がある場合もあります。ワインやウイスキーがうまくなるのに熟成期間が必要なように、手法もうまくなるためには一定時間何もせずソッしておく時間が必要なのかもしれない。

アービトラージとまさに現在進行形で検証中の手法の両方で、熟成の大切さを感じたので。それでも結局うまく行かない可能性もあるので、リスキーといえばリスキーなんですが、それでもオールorナッシングに比べると、今はダメでも熟成することでうまくいくようになる可能性があるなら、一度距離を敢えておいてみるという選択肢は、充分ありではないかと。

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手法を自分のモノにするには最低3年はかかる

FXをマスターするまで何年かかるかと聞かれれば、10年以上はかかるんじゃないか、と思います。管理人、まだマスターしてません・・・。

関連記事:FXを極めるには10年かかるかもしれない話

一方で1つの手法を自分のモノにするのにどれくらい時間がかかるかといえば、手法や使える時間によりますが、それでも数年単位はかかるのではないかと。

『トレーディングカレッジ』の吉中先生に言われたことがあります。手法を自分のモノにするには3年はみないとダメですよ、と。。。まさに夏頃の新しい試みを始めたタイミングで言われており、3年かかるのか・・・、と思う反面、そりゃそうだよね・・・、と自分の経験を振り返り妙に納得したり。

実際にあーでもない・こーでもないとチャートやエクセルそして実トレードする期間に熟成する期間を加えると、1つの手法を自分のモノにするのに3年はかかってしまうかと。その面では自分のアービトラージの経験も2年なので、まだ今後も山がありそうではありますが。

1つの手法を自分のモノにする、と考えた時、検証作業等に加えて熟成期間も考えると、3年という必要期間はシックリくる期間と感じています。


・ウィスキーを旨く楽しむためには熟成の過程が必要不可欠、トレード手法も同じなのかもしれません

まとめ

手法の検証は大好きなのですが、結局モノになるのは限られた存在です。管理人も随分とお金と時間を投資してきました。

フィボナッチから始まってアービトラージに至るまで、今利用している手法や考え方は振り返ると、半年程度離れていた時期があったりします。復活させた際に、新たなアイディアが浮かんだり、その間に得た知識を活かしたり等で、使える手法にまで持って行けた経験があります。

この手法で勝ちたい!、という気持ちは非常に大切ですが、勝ちたい・勝ちたい、という気持ちだけでは勝てないのはご承知の通り。いくら好きな手法であっても、イマヒトツ波長が合ってないようなら、2~3カ月は一旦距離を置くことで新しいモノが見えて、それでうまく行く可能性があります。

美味しいお酒ができるまでには熟成期間が必要なように、手法を自分のモノにするためにも熟成期間を置くことが、有力なステップとなるかもしれません。

この手法好きだけどなかなかうまく行かないなー、という状態なら、散々試行錯誤した後で一旦距離を置いて熟成させると思わぬ発見があるかもしれませんよ。お試しください。

・FXトレードでなかなか成果が出ていないようなら、片張りトレードではなく両建てのアービトラージが解決方法になる可能性があります。エクセルベースでトレードができるアービトラージなら、数字に基づいた合理的なトレードができますよ。

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