FXトレードを開始して初心者が必ずかかる不治の病、その名は「ポジポジ病」。分かっちゃいてもやめられない、まぁいいや、と思いポジションを取ってやられてしまう。こんな経験はどなたにもあると思います。

 ポジポジ病は簡単には治りません。治ればベストですが、簡単に治らないのであれば、まずは腰痛のように付き合い方を考えてみるとよいカモ。

 FXトレードで勝つには”待つ”、これが必要。待てないからポジポジ病になるんです、とにかく、待つ・待つ・待つ、です。それができれば、自ずとポジポジ病ともオサラバできます。

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FXの大前提:待つことの大切さ

 FXの本にもありますが、FXは待つことが大切。人それぞれのタイミングもありますが、FXは自分の勝てるタイミングが来るまで待てないと勝てません。以前、トレードは釣りのようなもの、と書きましたが、まさにソレです。

関連記事:FXでエントリーを「待つ」大切さ、釣りと同じですよ

 スキャルピングであれば1日10回程度のエントリータイミングをモニターの前でジーッと待つ、デイトレも大体同じ感じ、スイングであれば2~3日に1回のタイミングをタマにチャートを見ながら待つ。時間軸や回数は違えど、”待つ”という行為自体は、スキャル・デイトレ・スイングも何ら変わりありません。

 この”待つ”という大前提を理解しないと、ポジポジ病対策はそもそも始まりません。

トレードに自信を持てば自ずとポジポジ病は克服できる

 トレードに自信を持つ、コレがポジポジ病を治す特効薬。

 何十回もトレードして期待値がプラスと分かっている手法があれば、自信を持ってエントリーできます。仮に1回のトレードで負けたとしても、トータルで勝てる、と分かっていれば、無駄なエントリーせずに、エントリーの条件が揃うまで待つことができます。
 勝てる!、と思っている手法やタイミングを捨てて、ワザワザ負けるエントリーする人はいませんので
 
 だから、FXで勝っている人ってポジポジ病じゃないんです。理由は簡単、勝てる場所が分かっているから。
 逆説的ではありますが、管理人もFXで勝てるようになって、この事実に気付きました。負けている時は気付きませんでしたが。

 けど問題は、初心者~初級者=まだFXで勝てていない人がどうやったら勝てるようになるのか?、という根本的な所に帰結してしまう所です。

15.9.2医者-min
ポジポジ病の克服は難しい?

ポジポジ病の克服方法①待つのがFXと心得る

 もう完全に精神論です。FXとは待つことと見つけたり、と念仏のように唱えるか、待つ!、と紙に書いて壁に貼るか・・・。

 まずはFXの意識改革、これが出来ないと始まりません。FXは待つ、という意識を徹底する。忘れがちというか、気付いていない方も随分多いです。そして、分かっちゃいても・・・、という方も多いです。

 まずはFXというゲームのルールを改めて、しっかり頭にいれること!FXは土日を除けば24時間好きな時にトレードできますが、勝てるタイミングは限られています。そしてそのタイミングは、トレーダーの都合に合わせてはくれません。(逆にトレーダーの都合の悪い時にこそ、エントリータイミングがあるような・・・)

ポジポジ病の克服方法②短い足のトレードをやめる

 管理人が一番ポジポジ病克服に効果があったのがコレ。短い足のトレードをやめてしまうこと。

 FXは24時間トレードできるということは、24時間損する可能性があるということ。スキャルピングは確かに1日にエントリーチャンスが多数ありますが、チャンスが多数あるが故に、まぁいいや、と甘い判断でエントリーしてしまいがちです。そしてやられます・・・。

 そこでここは逆転の発想。もうスキャルやデイトレのような、短い足のトレードをやめてしまう。

 え?毎日トレードしたいって???
 それで今まで勝てていますか?勝てていないから何かを変えなければいけないのでは。少なくとも変えるべきは、通貨のペアとか、小手先の手法ではないハズ。

 違う手法のスキャルやデイトレなら・・・、という考え、それ自体は否定しませんが、それでドロ沼にはまっているようなら、多分そのドロ沼の原因は、手法じゃないですよ。
 思い当たる節が多数あれば、一度長めの足(1時間足以上)でのトレードに取り組んでみては?少なくとも今のポジポジ病からの改善はなされるハズです。

ポジポジ病の克服方法③逆指値の利用

 管理人はそのままは使っていませんが、逆指値の利用と似たような考えでエントリーしています。
 ここに来たら逆張りではいる、ここを超えたらブレクで入る、と目星をつけておいて逆指値を事前に入れておく。

 これが完全にできればポジポジ病とおさらばできます。スキャル・デイトレ・スイングとどんな手法でも対応可能なのがこの逆指値。問題は自分のトレード手法なり相場観なりが一定程度確立できていないと、とてもじゃないですが怖くて逆指値入れれない所ですが。逆に相場観が正しいようなら、面倒なテクニカルやライン無しでも、充分に逆指値だけでトレードできます。

 逆指値をマスターすれば、トレードのストレスから解放されます。待っている時も、ポジション持っている時も。ある意味では、逆指値はポジポジの一番の克服方法となります。
 
 ただし、やはりほったらかしは怖い等、という方は多いと思います。管理人もその一人。けど、逆指値でエントリーする、という考え方をトレードに取り入れれば、ポジポジ病の克服に一歩近づくことができるのではないかと。

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ポジポジ病の原因、トレードしなければという強迫観念

 感覚的に分かると思いますが、トレードの難度は、スキャルピング>デイトレード>スイング、という順番になります。足が短くなればなる程、ヒゲでのダマシや、ノイズ的な動きが多くなりますので。
 そしてエントリーチャンスの多い順番は、スキャルピング>デイトレード>スイング。

 この上記2つの公式を考えると、損する可能性が高いのは、スキャルピング>デイトレード>スイング、という順番。ポジポジ病を加味すると、損の度合いは加速度的に増えて行きます。

 サラリーマン・OLを中心とする兼業投資家は、トレードする時間が限られます。そして、その限られた時間(主に夜中のニューヨーク時間)に、スキャルやデイトレでチャンスを待てずにエントリーして、そしてやられてしまう・・・。そんな方が多いのでは?

 けどこれって、上記の公式を考えれば当たり前の結果なんです。

 エントリーチャンスが来るまで、特にスキャルやデイトレの場合、モニターの前でジーッと待てますか?1日2~3時間、会社から疲れて帰ってきて、食事等が終わって時間を作った2~3時間を、やることなくモニターの前に座っている・・・。そしてそこまでしてもエントリーできない日もある・・・。
 待てればいいんです。けど待てずに=我慢できずにエントリーしてしまうんです。折角作った時間、そのままエントリーせずにするのが勿体ない。何もエントリーせずに時間が終わってしまった時の空しさ・・・。エントリーを我慢するのが難しいって、ホントそう思います。
 
 けどこれがFXの大きな落とし穴。トレードしなければという強迫観念。これから脱却できないと、いつまでたってもポジポジ病は治りません。

 ここで衝撃的なお話。FXの専業トレーダーの方、トレード中は暇です・・・、という方が多いんです。
スキャルパーもデイトレダーもスイング派も。なぜ暇かと言えば、エントリーチャンスが来るのを待っているから。けどこれが真の姿なんです。
 
 FXで生活費稼ぐ程の腕前の方が”暇”というのは管理人は結構衝撃的でしたが、FXは待つのが仕事、と考えれば納得はできます。

 だから兼業トレーダーが、トレードしなければ・・・、という強迫観念を持ったままトレードしても勝てない、というのは理にかなった結論だと思います。

 確かに機関投資家は暇を持て余してトレードしている訳ではありませんが、FXの専業投資家の方は案外、時間を持て余している、ということは豆知識としても知っておいて損はないと思います。

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勝ち組FXトレーダーは結構暇?

まとめ:一般的イメージとは違うFXトレード

 くどいくらいに、FX=待つ、と書いてきました。巷でイメージされているのとは違い、FXはガシガシとトレードするのではなく、時間軸の差はあれど、釣りや居合のように、チャンスをひたすら待つ、というのが勝ち組FXトレーダーの正しいイメージではないかと。
 こんなイメージを事前に持っておくと、ポジポジ病の克服の助けにもなるのではないでしょか?

 管理にも経験がありますが、ポジポジ病はそう簡単には治りません。ポジポジ病の治し方はトレード手法にあるのではなく、結構メンタルな面にあります。そしてポジポジ病は克服するというより、見方が変われば自ずと治るのではないかな、と思います。

 管理にもインターネットの色々なFXのサイトを見てますが、正直メンタルな話はあまり好きではありません。ただし、ことポジポジ病については、メンタルというかFXトレードの見方やスタンスに起因している部分も多いと、自分の経験から感じています。

 ポジポジ病でお悩みの方、一度手法を離れて、そもそもFXトレードとは?、といったメンタル面等のそもそも論について振り返ってみてはいかがでしょうか?何か新しい方向性や、気付きを得ることができるかもしれませんよ。

<関連記事>
FXの教科書「負けないトレード実践編」

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