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為替市場を動かす機関投資家の動きが分かればFXでの勝利も近いハズ、と思う方も多いのではないでしょうか?為替市場で機関投資家の動きが分かるツール。Pit ViewとeFX Plusのご紹介。Pit Viewは2020年にサービスが終了してしまいましたが、eFX Plusは2020年もサービスが続いています。

機関投資家のポジションなどを知ることができると逆説的に、知識だけではFXでは勝てないのね・・・、と気付かされます。ただし中級者以上の方が使いこなすことができれあば、トレードの期待値を上げることが期待できます。

過去管理人が利用した際の感想と共に、両者をご紹介。

機関投資家の動きが分かれば負けないはず

為替市場で最も大きな力を持っているのは欧米の機関投資家。チャートのヒゲを作ったり、自分が買ったら急に下落して誰かに見張られている感覚、それらは全て機関投資家の仕業に違いない。

それなら機関投資家の動きが分かればFXで勝つのも簡単じゃないか、と思ったら、為替トレーダーとして先見の明がある、と言えるのではないでしょうか。

まぁ問題はそんな、機関投資家の動きを見破る方法あるの?、ということ。確かにローソク足の形状や、テクニカルの形状、フィボナッチやハーモニックのパターンだって、擬似的に機関投資家の動きを見破ろうとする試みなのですが、実際に彼らがどんな動きをしているのかを推測する手段ではあるものの、そのものズバリが分かる手段ではありません。確かに影の動きは分かる可能性はあるけど、それって実物かどうかは本当のところでは分かりません。

それなら実際に機関投資家の動きを直接的に知るための方法はあるのか、と言われれば、あります。全て知っている訳ではないものの、管理人が見たり聞いたり触ったりして得た、為替市場における機関投資家の動きを直接的に知る方法は下記となります。

PitView、ただし2020年にサービスを停止

かつて管理人が触っていた海外製のツールが「Pit View」となります。

通貨強弱ツール及び、個別通貨ペアの売買動向を表示ツールする2本立てで構成。通貨強弱のマトリクスからトレード候補通貨を選んで、売買動向の表示ツールからエントリータイミングを考える、そんな感じの使い方となります。

かれこれ数年前にPitViewを発見した時に、このツールを使えば為替市場の攻略ができる!、と思ったものです。ところがさすが為替市場は一筋縄では行かず、見事に断念してます。Kuチャートも使い手を選びますが、PitViewも同じで見事にはまりました。強弱のマトリクスがコロコロ変わるし、大口の方向と相場の方向が違うことも日常茶飯事で、正直全く使えませんでした。。。

とは言え、類似のツールも見ないので有料契約を解除してからも、サイトだけは気が向いた時に確認。PitViewも管理人のようなユーザーが多いの知っていたようで、徐々にサービス内容も拡充や変更を続けます。で、タマに面白い機能が実装されてフリー利用のご案内が来ると、タマに使ってみる、そんな感じで付き合ってました。


管理人と同じような使い方してるユーザーの動画を発見

ただし管理人はPit Viewで勝てる方法論をついに見いだせませんでした。見ていてホント面白いツールではありましたが。

そして2020年夏頃に久しぶりにPit Viewのサイトを訪れてみると、サービスが無くなっていた・・・。やはりPit Viewだけで勝ちきることができる人は極少数だったんだろうなぁ、と思います。

eFX plus

eFXと言うFXのニュース配信を行っている会社が、実際の機関投資家の売買情報を教えてくれるサービスが「eFX Plus」です。

https://plus.efxnews.com/login

会員登録すると、リアルタイムでAA銀行がUSD/JPYをロングしてリミットは○○、ストップは××、という情報が流れてきます。高いコースだとメールアドレスに情報を転送してくれます。

各機関投資家のトレードを短期・中期・長期と分けて分類しており、デイトレ派からスイング派まで利用可能。(ただし殆どが中期以上)

有料サービスに入りポジションやニュースを見ると知的に面白いです。また、機関投資家も勝っている会社ばかりじゃないのね・・・、と言う事が手に取るように分かります。各機関投資家別の売買結果の累計の表示もできるため、この銀行トレード下手すぎないか・・・、と言う驚きの発見をすることもあります。

案外面白いのが各機関投資家が持っている各通貨に対する見通しも随時レポートで配信される部分。各機関投資家の見通しレポートだけでも、月額課金の価値があります。ただしPitViewと同じく、機関投資家の動きが分かっても、下手な機関投資家もいる訳で、それだけで勝てる訳ではない、と言う事。

あとeFX plusを見ていると、どうしてもシステムトレードに近くなります。どう言う事かと言えば、競馬のようにどの馬=機関投資家に掛けるか、という視点になってしまいます。データ分析機能が各種付いており、今ならゴールドマンに乗っかろうとか出来るのですが、それって本来の管理人の思い描いたツールの使い方と違うよね・・・、となります。

中期で言えば、例えばフィボナッチ的に、このタイミングでこの方向にポジション取るのか?、とのケースがしばしばあります。これは乗っかれないな・・・、というのが正直な感想。

システムトレードに徹してしまえば、利用価値はあるかもですが、管理人はそこまでは割り切れませんでした。

しかし利用方法を見いだすことができればストレスなく期待値の高いトレードができます。エントリー、利益確定、損切りが全て明確なので、裁量で下手に資金を減らすくらいなら、eFXを使ってシストレっぽいトレードを研究した方が変なことにはなりにくいです。

ただしeFXを活用したトレードも資金管理の考え方が無いと、複数ポジションを持つことになり結果的にお金を失う結果となりかねません。よって資金管理の考え方をベースに取引することは必須です。資金管理の考え方は下記をご参考ください。

関連記事:資金管理を踏まえたFXトレードを簡単に行う方法


eFX Plusの紹介動画

ブルームバーグとかロイターとか

個人投資家からは高嶺の花で、管理人もマトモに触ったことはありませんが、ブルームバーグやロイターの端末からだと、機関投資家の注文の情報が見ることができるようです。

ただし実際に自分の目で見ていないので、真相は不明。けど一回思う存分、ロイターなりブルームバーグなりを触ってみたいですね。

確かブルームバーグは2年で約200万円の契約だった記憶があります。ま、個人投資家には無理な訳ですが、トレードでコンスタントに利益が出せれば・・・、と夢見たりもします。

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それでも勝てない時は勝てません

為替市場について、多少色々見えている今だと言えるのですが、上記のツール類で機関投資家の動きを100%把握できたからと言っても、勝てるかどうかは別問題。

確かにトレードの期待値をあげることはできるのでしょうが、損切りが出来ない・リスク管理ができない・利益確定の方針がない等であれば、結局やられる時に大きくやられて最終的に負けます。

管理人、結構早い段階で特にPitViewは存在を知りましたが、それで勝ちきるには至らなかったので、別途FXのお作法と言うかルールが分かっていないと、単なる宝の持ち腐れとなる可能性は大と言わざるを得ません。管理人はFXで勝ちきるには立ち回りが非常に大切と考えています。立ち回りについては下記の記事をご参考下さい。

参考記事:FXで勝つために加えたい”立ち回り方”との視点

FXの場合、知識と勝つためのノウハウの間については、本当に大きな壁が横たわっていると思います。知識や情報と勝つためのノウハウの断絶は、ホント想像以上に大きいのでご注意を。頭デッカチだけじFXは勝てません。


FXでは知識とノウハウの間に非常に大きな壁が存在しています

まとめ

為替市場は機関投資家が動かしている、というのはFX中級者になれば何となしにでも分かるようになりますが、その時に機関投資家の動きが分かればFXなんて楽勝、と思った記憶があります。ただし世の中そんなに甘くはありません。

Pit Viewは機関投資家の動きが分かっても勝てないじゃないか、ということに気が付かされるツール、eFX PLUSは実はトレード下手な機関投資家も存在している、という驚きの事実を知ることができるツールと言えます。

PIt Viewはサービスを終了しましたが、eFX Plusのサービスは2020年も継続中です。英語のサイトなのでグーグル翻訳使いながら何とか意味を読み解くことはできます。為替市場での機関投資家の動きを知りたい、と言うのであれば、無料期間の設定があるのでeFL Plusのサービスをまずは覗いてみてはいかがでしょうか?

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