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ドルインデックスの動きは常時見ている管理人、たまに動きがあるとツイートしています。そんな中で最近見つけたのがユーロインデックス他の通貨インデックス。

以前は簡単に見ることが出来なかったドルインデックス以外の通貨インデックスも、現在はTradingViewを利用する事で無料で見ることができます。イヤハヤ便利な時代になってものです。

通貨インデックスを見るメリットを解説するとともに、TradingViewの各通貨インデックスのシンボルもご紹介します。

通貨インデックスを見る重要性

通貨インデックスと言えばドルインデックスが有名です。当サイトでもドルインデックスについて、下記で取り上げています。当サイトの中でも長期に渡る人気記事となっています。

関連記事:FXトレードの際にドルインデックス見てますか?

タマにツイートしていますが、管理人は常時ドルインデックスを監視しています。先日、USD/JPYが105円割れてしまった際、ドルインデックスはそれほど動いていなかったので、勢い弱いなー、と思っていたらやはり大きな下落にまでは至らず再び105円を回復しています。

ドルインデックスを見るだけでFXで勝てるかと言われれば、多分それはNO。そんなにFXは甘くありません・・・。

ただし1通貨ペアを見るよりも、為替市場の全体像を把握するお助けツールにはなるので、自らのトレードの期待値を上げる効果はあるハズ。先ほどの例なら、ドルインデックスがついて来ない→下落は弱い、と考え、少なくとも105円割れのUSD/JPYをショートする判断には管理人の場合至っていません。結果、USD/JPYで損することはありませんでした。

そんな訳でトレードの期待値を上げる効果や、外れトレードを引くことを減らす効果は十分あります。FX始めてもなかなか勝てない中盤戦の頃からドルインデックスは見続けているので、管理人にとって既にドルインデックスはFXトレードの際に無くてはならない存在です。

ユーロインデックスや円インデックスはないのか?

ドルインデックスを愛用していれば、必然的に、ユーロインデックス他の通貨インデックスはないものか?、と思ってしまうのが人情。

3年位前に探したことがありますが、トレードに使えるレベルのものはなく、やはり考えが甘かったか・・・、と思ったものです。

ドルインデックスは上場商品として存在していますし、IG証券だとCFDで取引できます。それに比べると他の通貨インデックスはそもそも名前聞かない・・・。

ま、無ければ無いで仕方ないか・・・、と思いそのまま時を過ごしていました。


ドルの方向性を探るのにドルインデックスは大変重宝します

TradingViewにユーロインデックス他の通貨インデックスを発見

2020年12月時点ではTrading Viewを利用することでドルインデックス以外の各通貨インデックスを見ることができます。


・ドルインデックス(DXY)
・ユーロインデックス(EXY)
・円インデックス(JXY)
・オージーインデックス(AXY)
・ニュージーランドインデックス(ZXY)
・CADインデックス(CXY)
・スイスフランインデックス(SXY)
・ポンドインデックス(BXY)

まだ完全に使いこなす所まで行っていませんが、それでもユーロインデックス、円インデックスは最近頻繁に見ています。ほぼドルインデックスと同じ見方。


オージーインデックスの4時間足にトレンドラインを引いてみた所

TradingViewの無料プランで各通貨インデックスの時間足まで見ることができる

ちょっと込み入ったことをしようとすると、TradingViewは有料プランの契約が必要不可欠となります。

ただし各通貨インデックスの表示だけなら日足以上だけでなく、時間足も無料プランで表示可能です。

そんな訳でTradingViewを利用すれば誰でもドルインデックスを始めとする、各通貨インデックスの確認が簡単に可能です。イヤハヤ世の中、便利になったものです。

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通貨そのものの方向性を知ることが優位点となる

FXトレードは通貨ペアという通貨の組み合わせを取引するものです。もう少しくだけて言えば、2種類の通貨の綱引の方向を当てるものとも言えます。

綱引だから、USDが勝っていると思ったら、JPYが最後は勝った、ということも頻繁にありますし、ジリジリと動かない事=レンジ相場も。綱引だけを見ていると、基本的な所でどちらが強いのか?、ということが目先で分かりませんが、個別のチームの実力を知っていれば、目の前の綱引の対戦、どちらが勝つか、分かることも多くなります。

この綱引の考え方を、FXトレードに応用したものが通貨インデックスの確認となります。いくら目の前のUSD/JPYが下落していても、JPY単体で上昇しているだけで、USDが横ばいなら、USD/JPYの下落は強いとは言えません。同じようなケースは他の通貨ペアでも頻繁に発生しているので、ブレイク狙いの手法の場合はこの考え方重宝します。

ただし今のUSD/JPYのケースでも、USDが横向いていても、JPYの上昇があまりに急だと、USDにお構いなしにUSD/JPYは落ちてしまうこともあるので、ご注意を。ここ、通貨強弱とか通貨インデックス見る際の最大の盲点になります。理論は理論として有効に機能することも多いのですが、相場なのでやはり何でもありますので。

ただしそれでも、通貨ペアだけではなく通貨単体の方向性を見ておけば、例えばドルストレート通貨の方向性を見誤らない等、様々な効果はあります。ドルインデックスの場合はサポート&レジスタンスも効いていますし、フィボナッチ分析も通用します。(他の通貨インデックスはまだそこまで検証しきれていませんが、同様の傾向にあります)

そんな訳で、せっかく無料で利用できるので、ドルインデックス始め各通貨のインデックスTradingViewで見ておくと得られるものが多いです。一度お試しください。


通貨ペアの値動きは通貨同士の綱引をイメージすると分かり易いです

まとめ

かつてはドルインデックス表示させるのにも苦労したものですが、それを思えばTradingViewの誕生で随分と便利な時代になったものです。それも無料で利用できるなんて。

ドルインデックスは既に利用の方もある程度おられると思いますが、通貨インデックスの利用価値は分かっている方も多いはず。管理人もまだ使用の途中ですが、ご興味あればTradingViewでユーロインデックス他の通貨インデックスの確認もしてみてはいかがでしょうか?

今後のFXトレードに、ドルインデックス同様の活躍が期待できますよ。

TradingViewのサイト
https://www.tradingview.com/

・通貨インデックスの分析にもフィボナッチ分析が使えます、高値と安値にフィボナッチを引いてみると面白いですよ。フィボナッチの引き方については、下記をご参考ください。

『フィボナッチ・リトレースメントを利用したFXトレードの解説書』をnoteで発売開始

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