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 FXトレード上達のコツをダンスの、ダンサーと振付師の関係で説明してみました。振付師=トレード手法を考える人、ダンサー=実際にトレードする人、と考えると、トレードで勝ちきれない理由が見えてくること多数。振付師の振付通りに踊らずに、文句を言っているダンサーになっていませんか?

 振付通りにダンスをしてから、振付師には文句を言いましょう。自分勝手なダンスはNG、振付通りのダンスに失敗すれば、振付師にフィードバックして新しい振付を考えてもらう。この繰り返しは、FXトレード上達に繋がっていくのではないかなぁ、と思っています。

トレード手法考える人とトレードする人は別と考えるべき

 少々前に自らの売買履歴見ていて気付いたのは、トレード手法を編み出していても、実際ルール外のトレードをしてやられている自らの姿。手法作った意味ねー。

 手法は優れていても、実際にトレードする人=オペレーターがポンコツだと、全くFXでは勝てないのか、と言う事に今更ながら気付きました。その後、極力ルール通りのトレードを心がけるようになり、ともあれ成績は安定しつつあります。

 よってトレード手法を考える人と、トレードを実際に行う人は別と考えるべき、というのが最近の自分の考え。この感覚、何かよい例えがないかなぁ、と思ってました。丁度当サイトのネタとしても最適ですし。

 そして見つけましたよ、ちょうどよい例えが。それが振付師とダンサーの関係。TVでpefumeの振り付けで有名なMIKOKOさんの姿を見て、フト思いつきました。

振付師=手法を考える人、ダンサー=トレードする人

 どんな手法でもいいのですが、自らのトレード手法を考える人をズバリ「振付師」と考えると早いです。
 どんなダンスを踊るのか、振付師の考えるダンスが全くダメであれば、世間からの評価=トレードでの収益、の獲得は不可能。

 よってトレーダーの振付師は、寝る間を惜しんでダンス=トレーダーの振り付けを考えるのです。ダンサー及びシチュエーションにあった振り付けを考えるだけでも、えらく時間がかかってしまいますし、それぞれ流派もあるので、Aというトレーダーにあう振り付けを考えるのは本当に難しい。FX商材という便利なものもありますが、コレも合う・合わない、もありますし、本当に使える商材なの?、という問題もあり、中には振り付けが決まらず、商材ジプシー化してしまう方も。

関連記事:FXに情報商材は必要か問題

 このダンスの振り付けを考えるの、実は過去の経験がモノを言う世界で、過去のダンス=トレードの履歴があれば、失敗した振り付けだったなー、というダンスは除外して考えられる、というメリットがあります。よって優秀な振付師=経験ある振付師、となります。ただし過去のダンスはその都度忘却していると、いつまでたっても同じ失敗を繰り返す振付師になりかねないので、過去の振り付け=トレードの記録は必ず取っておいて、同じ失敗を繰り返さないようにすることが必要不可欠。

関連記事:FXで同じ負けトレードを繰り返さない大切さ、過去検証してますか?

 そして過去の経験を活かしながら振付師は新しいダンス=トレード手法を、ダンサー=トレーダーのために考え出すのです。


ダンスとトレードは似ているんじゃないか?

振付師の振り付け通りに踊れないダンサー=トレーダー

 こんなダンス作ってみたよ、と四苦八苦して作ったダンスを踊るのは、振付師ではなくダンサー。

 経験ある振付師はダンサーが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、寝ずにダンスを作ってきたのでした。

 でダンサーが振付師の指示に基づいて実際踊ってみると・・・、全然振り付け通りに踊れとらんやないか・・・。あと余計なダンスしてんじゃねーよ。言われたダンスが踊れるようになってから、オリジナルなことをやってくれ。

 完璧に練り上げた振り付けなのに、ダンサーがその通りに踊ってくれない。それじゃ観客は何の感動も感じないよね。。。なんじゃあのダンサーは下手だなぁ、となるのは必定。振付師の振付通りにダンスした結果の悪評であれば、悪いのは振付師となりますが、それ以前に振付通りに踊れないダンサーが一番悪い訳です。

 当然、ダンサーのレベル考えずに振付を考えているのであれば、それも振付師の責任に帰する訳ですが、ダンサーの実情を考えてダンサーが十分実行可能なダンスであれば、振付通りに踊れないのは、ダンサーの責任。振付師に文句を言うのは、振付通りに踊ってから言いなさい!

 振付師が考えたトレード手法なのに、ダンサー=トレーダーが振付通りにトレードしてくれない、その結果トレードでの負けが続いている。。。ほぼ似たような状況が再現できましたとさ。

 ウン、今後トレードは振付師とダンサーの関係で説明していこう、そう思ったのでありました(ま、当サイト以外の場所でこの例えを利用するケースは殆どなさそうですが)。

 ダンサーはダンスの下手さを振付師に文句言う前に、振付師の振付通りに踊っているか、一度確認する必要がある、そういう事です。何のことはない、振付通りに踊ってなく=ルール通りのトレードができておらず、結果的にダンスがうまくいかない=トレードがうまくいかない、という方が案外多いのではないかな。

 トレーダーの場合は、振付師とダンサーの一人二役を行う必要があります。そして両者の立場で言えば、振付師のほうが経験は上。黙って振付通りに踊っておけ(=裁量入れるな)、とまでは言わないまでも、まずは振付通りに踊ってみ、そんな感じ。でダンス=トレードの最中に感じた改善点はフィードバックしてくれれば、改善してよりいいダンス=トレード手法、を練り上げましょー。

 FXトレードもまずは、こんな感じじゃないかな、と思います。一生懸命トレード手法を商材や過去の売買データから考えても、ダンスの場になったら緊張して実際にその手法でトレードしていたらそりゃ勝てませんって。振付師の先生、あちゃー、と頭抱えてますよ。なぜ教えたとおりに踊らない、と。

 気楽に書いていますがトレード上達のために、結構重要な視点ではないかな、と思います。まずはダンサーが余計なことをせずに、振付通りに踊ること、ここから始めてみませんか?

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トレード記録に、ルール通りにトレードできたか、という欄を設ける

 トレード記録事態は、随分前から付けていますが、トレード手法考える人と実際売買する人は別、と考えるようになってから、若干トレード記録の取り方を変えました。

 ルール通りにトレードできたか、という欄を新たに設けました。

 トレードの勝ち負けに関係なく、ルール通りにトレードできたなら○、若干イレギュラーなら▲、見事ルール外のトレードなら×、この3種類をトレードの結果の都度付けていきます。そしてトレードの際、特にエントリーの際の意識を、ルール通りのエントリーかどうがに特に意識を集中。まぁいいや、といってルール外の×のトレードは行わない、これを徹底。

 ルール通りにトレードして負けたら文句は振付師に言えばいいんです。それに、その負けをベースに改善点があれば、次のトレードに活かせばOK。

 トレードの記録に、ルール通りにトレードできたか、という欄を設けるの、自らのトレードに向き合うのに抜群の効果があります。コレはホントオススメ。

 まぁトレード手法=振付自体がポンコツだと、連敗してえらいことになりますが、逆に言えばルール通りにトレードさえできれば最終的に期待値プラスになる手法であれば、ルール通りにトレードすることが何より大切になります。

 勉強代払いながら一生懸命考えた売買ルール、信じてトレードしてみませんか。ルール外のトレードして資金をすり減らしているくらいなら、ルール通りトレードして、今後に生きる生データを取りながらのトレードのほうが生産的です。

 え?裁量トレードってそんなものじゃない?管理人もそう思ってました、実は。けど過去のデータ取ってみると、ルール外のトレードで圧倒的に負けていたから、こんなこと書いています。ルール外のトレードを多用しつつも、しっかり勝てているなら上記はスルーで全然OKですが、FXで勝ちきれていないなら、一度何はともあれルール通りのトレードをしてみては?案外、ルール外のトレードを、まぁいいか、的にやっているケースの多さに気付かされるのではないでしょうか?

ルール通りのトレードなら待てるようもなる

 トレーダーは誰しもポジポジ病を患っていると言っても過言ではありません。PCの前に座ってチャートを開くと、どうしてもポジション持ちたくなってしまう、これはトレーダーとしては宿命と言えるのではないでしょうか。

 そして結局、我慢できずに、大丈夫でしょ、とポジション持って、結果やられてしまう。。。それってルールがチャント定まってないからやってしまいます。ルールを作って、条件が満たされるまではエントリーしない、これを徹底できれば、ポジポジ病を患いながらも余計なポジションを持つことは確実に少なくなります(当然、理想はルール外のポジションを持つことをゼロにすることですが)。

 よってルール通りのトレードをすることで、ポジポジ病を発病させず、エントリータイミングまで待てるようになります。こここそがルール通りのトレードの最大のメリットではないかと思います。エントリータイミングが来るまで待て、と言われても、簡単には待てませんが、事前に設定した条件がOKにならない限りポジション持ってはダメ、と具体的に言われたほうが待てますよね。

 そして売買履歴の欄に、勝ち負けとは別にルール通りにトレードできたかどうかの欄を作って、ルール通りのトレードができたら、○を打って自分を褒めてあげる。結構ベタな方法ですが、思った以上に効果があります。ポジポジ病の管理人の体験済みです。


エントリーチャンスが来るまで待つのだ

まとめ

 FXトレードをダンスに例えて、振付師=トレード手法を考える人、と、ダンサー=実際にトレードする人、で表現してみました。

 要は、FXトレードで勝ちきるためには手法を考える視点と実際にトレードをする視点の2つが必要、と言う事が言いたくてこんな例えをしてみました。

 まずは振付師の振付通りに踊って見ることがダンサーには必要。振付師の振付と全然違うダンスを踊りながら、パフォーマンスが出ない、と嘆いているダンサーになってませんか?まずは、振付師のお言いつけ通りにダンスしてますが、全然受けないんです・・・、という文句を付けられるダンサーになるべき。文句は振付通りにダンスを踊ってからですよ。

 トレード手法を考える人、実際にトレードをする人、という視点、そしてルール通りにトレードすることを優先する、これらを意識するようになって、管理人はトレードの成績が安定しました。当然、ルール通りにやっても負けることはありますが、ルール通りにやって総合的に勝てているので、今は手法の磨き上げは当然として、極力ルール外のトレードをしないことに意を注いでいます。

 裁量トレードで既に問題なく勝っている人にとっては、何のこっちゃ、という考え方かもしれませんが、イマヒトツ勝ち切れないのであれば、上記考え参考になさってください。トレーダーとして、次の一歩を踏み出せるかもしれませんよ。

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