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FXを始めたばかりなのに10,000通貨単位のトレードしていませんか?

FX初心者が使う事の多いGMOクリック証券とDMM.com証券は、使いやすいFX会社ですが、取引が10,000通貨単位なので、実は初心者にハードル高めのFX会社です。

損失→追加入金の負のループに陥っている・陥る前に、1,000通貨以下など少ない通貨単位でトレードできるFX会社で、まずはロットを少なくしてトレードしてみませんか?

トレードでは生き残ることが何よりも大切ですよ。

初心者はGMOとDMM使っているケースが多い

稀にFXの集まりみたいなのに顔を出すことがあるのですが、その時に気付いたことがあります。

それは“FX初心者はGMOクリック証券とDMM.com証券使っている割合が高い”、ということ。

振り返ってみれば管理人も、当初はGMOクリック証券を長く使っていました。ただしDMMは口座持っていますが、殆ど使ったことありません・・・。

GMOは新垣結衣を使ったCMやポスター見かけるし、DMMもGMOほどではないにしても宣伝広告をよく見かけます。しっかり宣伝広告費が活きているということになります。

ただね今振り返ると、初心者はGMOクリック証券やDMM.com証券を最初に使うのは、あまりオススメできないな、と思います。

理由は簡単でトレードの1単位が10,000通貨単位だから。

証拠金約50,000円でそんなに大きなロットに見えませんが、そこが結構ヤッカイなんです。

10,000通貨単位だと負けたときに大きな損失になってしまう、特に初心者の場合

昔は殆どのFX会社は10,000通貨単位でのトレード環境でした。10,000通貨単位だと、通貨ペアにもよりますが約50,000円を用意すればトレードが可能です。

ただね10,000通貨って初心者には思ったよりハードル高いんですよ。例えばドル/円で100pips=1円逆行して損切りすると、10,000円の損失。50,000円から見れば、2割の資金減少です。資金管理の観点からすると、1回のトレードで2割やられるのは負けすぎです。

本当は資金管理の考えも必要不可欠なんですが、話を簡単にするためにここは敢えて資金管理はスルーします。

じゃあもう少し手前で損切りが出来るかといえば、恐らく初心者は100pips以上でないと損切れません。例えば30pipsで切れるかと言えば、出来ないのでは?ちゃんとルール化しているので損切りできますよ、といえる方は既に中級レベルです。

そして20,000円やられると、最初の資金が50,000円だと次にトレードするには証拠金不足。であれば・・・、ということで追加入金してまた50,000円から再スタート。以下、負けて再入金しての繰り返し・・・。案外こんなパターンの方が多いのでは?

10,000通貨単位は資金の融通が利かない

上記の負ける→追加入金のパターンは、トレーダーの側が早くトレードの腕前を上げる必要性もあります。しかしそれ以前として、1回負けたら(2~3回でも同じです)追加入金しないとトレードできない、という柔軟性の無さにも起因しています。

それはなぜかといえば50,000円を用意しないとトレードできないから。そして1回の負けが10,000通貨だと必然的に大きくなってしまうから。

初心者が1ショット10,000通貨でトレードするのって、正直ハードル高いと思います。確かにGMOクリック証券やDMM.com証券は有名なFX会社で、使い勝手もよいのですが、10,000通貨単位でのトレードにならざるを得ないので、実は初心者にはハードル高めのFX会社です。

以前は1ショット10,000通貨が当たり前だった

今では1ショット1通貨からトレード可能なFX会社も出ていますが(SBI-FX、松井証券FX)、以前は殆どのFX会社が1ショット10,000通貨からでした。

ただし機関投資家のレベルで言えば、1ショット100,000通貨が当たり前なので、その面から言えば、10,000通貨からのトレードはそれでも随分個人投資家目線でのサービス提供な訳です。

しかしそれでも初心者レベルだと上記で説明したように、10,000通貨単位でのトレードってハードル高めです。

クリック証券365が10,000通貨からなのは、過去からの歴史を考えるとやむなしです、けど本当にくりっく365を普及させようとするなら、せめて1,000通貨単位でのトレードにしないと難しいのでは。最近のくりっく365はスワップ投資が主流のようですが。

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まずは少ない通貨単位でトレードを始めましょ

管理人も資金管理の考え方をしっかりと認識するまでは、10,000通貨単位でのトレードをしていました。資金管理の考え方はFXトレードする上で必要不可欠ですが、詳しくは下記をご覧いただくとして、ココでは詳しくは触れません。

関連記事:資金管理を踏まえたFXトレードを簡単に行う方法

初心者でFXをまず始めようとするなら、少ない通貨以下でトレードできるFX会社からスタートしましょ。それが自らの投資資金を守ることになります。

1,000通貨以下でトレードできるFX会社は、確かにGMOクリック証券やDMM.com証券のような知名度の高い会社は少ないのですが、それでも信頼できる会社もあります。

10,000通貨単位のトレードをしていて、負ける→追加入金、のループをしているようなら、まずは少ない通貨のトレードを行い追加入金せずにトレードできる環境でトレードするべきです。

ナカナカ勝てずに焦っているなら、1度トレードの単位を少なくしてみませんか?長期的にはそちらの方が生き残りに繋がりますよ。相場は生き残るのが先決ですから。


まずは1,000通貨以下のトレード生き残る事が先決

少ない通貨単位でトレードできるFX会社

下記に少ない通貨単位でトレードできる会社でオススメできるFX会社をピックアップしました。


・SBI FXトレード

ネット証券大手のSBI証券グループが提供しているFXサービス。何といっても1通貨単位でトレード可能、という点が最大の特徴。柔軟に資金管理しながらのトレードが可能で、資金が減っても最初に入金した証拠金でトレードを続けることが可能です。
SBI FXTトレードの詳細を見てみる

SBI FX


・マネーパートナーズのnano口座

東証1部上場のマネーパートナーズグループが提供のFXサービス。通常の口座は10,000通貨単位でのトレードですが、nano口座は100通貨単位でトレード可能です。

同社はサクサク注文が通るためトレード上級者に人気のFX会社ですが、nano口座も同様にサクサク注文が入ります。通常口座を開設すれば、すぐにnano口座も開設できます。まずはnano口座で、100通貨単位でトレードすることをオススメします。
マネーパートナーズの詳細を見てみる

マネーパートナーズ


・松井証券 MATSUI FX

ネット証券の松井証券がFXサービスを2021年2月にリニューアル。「松井証券 MATSUI FX」として新たにサービスの提供を開始しました。合計20通貨ペアの取引に加えて、SBI FXトレードと同様に1通貨単位でのトレードが可能となりました。1通貨単位での取引であり柔軟に資金管理を行いながらのFXトレードが可能です。
松井証券 MATSUI FXの詳細を見てみる

松井証券FX

特にこだわりがないならSBI-FXか松井証券 MATSUI FXがオススメです。1通貨単位でトレードできるので、アホみたいなロスカットしなければ1回入金すれば、当面追加入金せずともトレードできます。

まとめ

株式投資の場合は証券会社毎の違いは極論すると手数料に帰結しますが、FXの場合は手数料=スプレッドとともに取引単位が重要な違いとなります。以前は殆どのFX会社が10,000通貨単位での取引でしたが、現在はSBI-FXや松井証券FXのように1通貨単位で取引可能なFX会社も出現しています。

株の感覚でFX会社を選ぶと取引単位の所で、特に初心者は泣きを見るケースがあります。ホントなんの考えもなしに10,000通貨単位でトレードして、資金を失うケースが多いので、まずは少ない通貨単位でトレードできる環境でトレードすることをオススメします。

GMOクリック証券もDMM.com証券も大口トレーダーが利用しているFX会社なので、トレードする環境としては決して悪い訳ではありません。ただし初心者が使いこなすには、ハードル高いと考えています。

せっかく始めたFXトレード。最初の頃に大敗して退場してしまうケースも多いので、まずは少ない通貨単位でトレードできるFX会社を使ってトレードすることをオススメします。

負ける→追加入金する、の負のループに陥らないように頑張りましょー。

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