FXは手法より先に自らの得意なトレードスタイルを認識する事、これが勝てるトレーダーへの重要な第一歩ではないかと。
管理人は一撃離脱スタイルのタイプです。多分そーだろうなぁ、というのは以前から何となしに気付いていましたが、シッカリと認識したのは最近・・・。
自らの得意なトレードスタイル認識していますか?もし分かっていないなら、一度過去のトレード記録を見ながら、自分の得意なスタイルを探ってみるべきです。そしてそこにFXで勝つための手法よりも重要なパーツがあります。
まずは自らの得意なトレードスタイルをシッカリと認識した上でFXに取り組んでみませんか?
概要
ダラダラとポジションを持ってはいけない
管理人の場合、ダラダラとポジションを持つのが一番よくありません。だいたい損切りできずに結局ダラダラとしたポジション持って、最後に仕方なく大きな損切りするのが、代表的な負けパターン・・・。三つ子の魂、百までも、と言いますが、FXの裁量トレード始めた最初の頃から現在に至るまで、大きく負けるパターンは同じです。
先日参加した「投資戦略フェア2018」で強烈に印象に残った、トレードの成功は単純な所にある、というお話、管理人の場合は損切り問題に尽きると思います。
関連記事:投資戦略フェア2018大阪の感想、トレードは単純な所に答えがある!
最近取り組んでいるデイトレのアービトラージは、完全に時間で切ってます。寝る前に切るを徹底してます。それでもまだ損切りが遅い傾向にあり、もう少しチューニングが必要ですが、方向は見えているので、実トレードしながら調整するとします。
行き着く先は一撃離脱
本当はバタバタトレードするスキャルピングにあこがれもあるのですが、基本的に反射神経がない管理人にはそれは無理です。あと損切りできない・損切り遅れる病を持つ身としては、その都度その都度損切りの判断が求められるスキャルはもう絶対に無理・・・。
自分のトレードの歴史を振り返って結局行き着く先は“一撃離脱”。自分のスタイルはコレなんだろうな、とようやくハッキリと認識しました。
若干軍事マニア入っている管理人、例えて言えば高高度で戦闘機に乗って待機して上から爆撃機を撃墜する感じ。
管理人のイメージとしては、メッサーシュミットMe262でB-17を上から撃墜する、え?意味わかんない?一撃離脱なので上から下の爆撃機を銃撃するとチャンスは1回のみ。もし撃墜に失敗したら、それはもう諦める。メッサーシュミットMe262は第2次世界大戦の際のドイツのジェット戦闘機として知られていますが、一撃離脱戦では無類の強さを発揮したものの、ドッグファイトは弱い、というのが弱点。だから一撃離脱に失敗したら諦める、追いかけない。
ちなみに日本のゼロ戦はメッサーシュミットMe262と逆でドックファイト(巴戦)が得意。ゼロ戦のパイロットはスキャルパーですね。
管理人のイメージとしては一撃離脱に失敗したら、スパッと諦めて現金化。ドッグファイトみたいにバタバタトレードしない、一撃離脱で失敗したら次のチャンスを求めて再上昇(=撃ち落とされる)しない。なんだかとってもストレス溜まりそうですが、いいんですそれで。爆撃機を打ち落として帰還すること→トレードで値幅を現金化することが目的なので、打ちもらしたらそれはスパッと諦める→傷が浅いうちに現金化しておく。
こんな感じです。変な例えでスミマセン。けど管理人的には一番シックリくるイメージなんですよ。
コレがメッサーシュミットMe262
1週間に2~3回トレードして勝てれば充分では?
最近思っているのは、1週間で2~3回トレードして勝てれば充分ではないか、と言うこと。
上記が出来れば複利で回せます。1週間で2~3回のトレードだとスイングっぽくなりますが、損切りの幅を考えると管理人には短期取引のほうがよいです。ただしそこは個人個人のタイプにもよります。
一撃離脱型の管理人はスイングだと、損切りの際のダメージが相当ストレスなんです。
常人はFXにおいてオーバートレードは勝てません、まずはここを認識することが大切では。期待値の高い所でエントリーして、当初の予定通りの行動を取る。損切りでも利益確定でもどちらでもOK。予定通りの行動が取れればそれでよし。
で決着が付いたら次のチャンスをひたすら待つ。
アービトラージの取り組みを行う前は、一応待つことは出来たのですが、エントリー基準があいまいな部分があり、まぁいいや、という感じでエントリーしてやられるケースが多かったんです。しかしアーブを始めてそれは無くなりました。ルール決めると、待つのも楽になります。あと、待つ・待たないの見通しも立てやすいので、今日はトレードチャンスないな、と思えばチャート見なくて済むので他の事もできます。
ある程度経験積んでから、既にトレードしない理由を見つけるようにしている管理人、今のスタイルが合っているのではないかな、と思います。
得意なトレードスタイルに気付くことが想像以上に大切
どうやら管理人は一撃離脱のトレードスタイルが合っているようです。何となくそうだろうな、と思ってはいたものの、しっかりと認識するようになったのはホントここ最近。
自身の得意なトレードスタイルに気付くことは、想像以上に大切です。それに早く気付く事ができれば、意外にトレードに勝つのに時間かからないのでは?、と思ったり。
最終的にシステムトレードが得意だわ、という結論になるケースだってあると思います。ストレス抱えながらトレードしたってうまいく訳はなくて、自分の性格に合ったトレードスタイルを手法なんかより先に追及したほうがよいと考えます。
ただね手法の追求しながらでないと、自分のタイプにあったトレードスタイルは求められない、という面もあります。よってテクニカルでもアーブでも何でもよいので、手法を追求すると同時に、自分はどんなタイプのトレーダーか、という部分も自問自答する必要があります。
恐らく、一定の経験値があれば、多分自分はこんなスタイルが合ってるんだろうなぁ、というのは認識している可能性が高いので、①それをシッカリと認識すること、そして②そのスタイルに合ったトレード手法を導入すること、そんな流れが必要ではないかと。
上記の①→②の流れができれば、極論すれば②の手法はなんでもOK、そんな感じがしないでもありません。勝てる人はどんな手法でも勝てる、ってそういうことではないかな、と思ったり。ここら辺はまだ想像の世界ですが。
まとめ、自分に合ったトレードスタイルをシッカリ認識する事!
テクニカルでもフィボナッチでもハーモニックでもアーブでも、ある程度基礎的な部分は語れますが、実はFXで勝つために必要なモノは、そういったテクニック的な所にあるのではない、と最近思っています。
FX歴10年超えてしまい、あーでもない・こーでもないと今に至るまでやっている中での、気付きです。
まずは自己分析して、自分に合ったトレードスタイルを自分の中に発見すること、これが一番最初に必要ではないかな。発見したら、そのスタイルに適合するようなトレード手法を採用して、後は検証する。
何でもそうですが地盤が固まらないと足元がぐらついて、物事しっかりできません。FXではその地盤部分が、自らに合ったトレードスタイルに相当するのでは。よってトレードスタイルの確立なしに、いくら手法などのテクニックを磨いても、結局同じことの繰り返し・・・。こんな感じじゃなかろうか。
管理人も手法学ぶのが好きなんですが、FXで勝ちきるためには手法ではない部分に神が宿っている、ということが最近見えつつあります。正直面白い話ではないものの、トレードは簡単な所に答えがあるんだろうなぁ、と感じるところがあります。ただしその簡単な部分に気付くのが案外遠かったりします。
当然、資金管理や損切り方法等、いわゆるトレードの立ち回りの部分と手法も大切です。けどその前段階のトレードスタイルが最初の段階で大切ではないかな。
まぁ偉そうにいえる立場ではありませんが、色々振り返ってそんな風に思うようになりました。
自分の得意なトレードスタイル理解できていますか?もし理解できていないようなら、一回じっくりと過去を振り返りながら(トレードの記録があればベスト)、自らが得意とするトレードスタイルをよーく考えてみてください。
大切な次の一歩を歩むことができるはずですよ。
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