OANDA Japanが大阪で勉強会を開催。勉強会の内容はオープンオーダー及びオープンポジションの見方、何となしに知ってはいたものの、やはりデータの提供会社から直接見方を聞くのは、非常に勉強になりました。
オープンポジションの見方は特に今後のトレードに活かすことができそうです。そんなOANDAのセミナーの様子等をご紹介。
概要
OANDAが大阪で勉強会を開催
管理人も口座を持っていて最近はMT4を動かす際はリアル口座で挙動を見ているOANDA Japan。東京では勉強会しているのは知っていましたが、先日大阪で勉強会を開催。大阪なら参加できるな、ということで参加申し込みをして参加して参りました。
何気にしか見ていなかったオープンオーダー・オープンポジションの見方の解説がなされて、無料でしたが得るもののあった勉強会となりました。
オープンオーダーの見方
OANDAは自社サイトで、自社の顧客の注文情報を開示しています。顧客が事前注文機能で入れている注文情報が「オープンオーダー」、そして顧客が実際に持っているポジションの情報が「オープンポジション」
下記サイトでその上方を見ることができます。
https://www.oanda.jp/analysis/forex-order-book.php
左側の「オープンオーダー」から先に解説がありました。オープンオーダーの見方としては、左側が売りオーダー、右側が買いオーダーという点を踏まえた上で下記。
①注文の多い水準は相場のテクニカル面で節目となっていることが多く、サポート&レジスタンスになることが多い。
②注文の多い水準を超えると抜けたほうに勢いづくこともある
ただ参考にはなるかな、と思いつつ、これだけで勝てるかどうかは微妙だな、というのが正直な感想。けどテクニカル等で自分でサポレジ見つけられない方にとっては、始めの第一歩としては使えそう。
オープンポジションの見方
次に説明があったのが、上記サイトの右側のオープンポジション。まんまOANDAグループの顧客の現在保有中のポジション情報となります。
見方として説明されていたのは下記。
①OANDAの顧客のポジションの比率に逆行するように価格が進むことが多い
②含み損を抱えたポジションが多い場合はそのポジションに不利な方向へ価格が動くことが多い
話を聞きながら、なるほどー、と思いましたが、株式市場よりはるかにプロの投資家が多い為替市場、個人投資家が顧客のOANDAのポジションはカモられることが多いようです。よって、OANDAの顧客の多くが含み損となっているような通貨ペアがあれば、含み損に耐えられなくなり損切りを誘発するような値動きになることが多い様子。うーむ、耳が痛い話ですが、相場の値動きって投資家の損切りが誘発している部分が大なので、筋は通っているんだよなぁ。
と言うよりOANDAのオープンポジション情報、えらく使えるじゃないか、と思ったのでありました。
オープンポジションのMT4インディケーターも存在
管理人、OANDAのオープンオーダーのインジは持っています。OANDAに口座開設した際に、若干実験トレードしていただきました。
関連記事:OANDAのオープンオーダーMT4インジがいい感じ
実はOANDAのMT4開いている時はほぼオープンオーダーのインジは表示させていて、何となしの参考にはしています。
左上がオープンオーダー、1時間足で各種通貨ペア見る時に一緒に表示させてます
そして今回これは使えそう、と思ったオープンポジションについても、MT4に表示させるインジは存在。サイトの情報よりもはるかに見やすく、またチャートに重ねて表示できる優れものです。
条件が揃えばプレゼントと言うことで条件を見てみると・・・、
当月インジケーターへのアクセスを前月500万USドル以上お取引いただいており、且つ100万円以上お預けいただいているお客様とさせていただいております。(OANDAオーダーブックPro MT4インジケーター)
こりゃダメだ・・・、ハードル高すぎる。そんだけ価値のあるインジだからOANDAも本気の顧客にしか配布しないんだよね。けど欲しいなぁ、いずれ機会を見つけて・・・。ま、当面はOANDAのサイトの見づらい情報を利用することとしましたとさ。
個人的に考えて見たオープンポジションの使い方
管理人は色々サイトで講釈をたれていますが、トレンドを把握するのがトッテモ苦手です。トレンドを把握する方法、テクニカルマニアだけに種類だけは多く知っています。
今回のオープンポジション、トレンドの把握するのに使えるんじゃないか、と思いました。特に目先のトレンドというより、今後のトレンドを読むのに使えるかも。足元が上昇トレンドと思っても、エントリーのタイミングで下落トレンドになってしまっては意味がありませんが、少なくともOANDAの顧客の含み損の方向に相場が進む、と言う事であれば、エントリーの方向性を間違えることは少なくなるのでは?まぁ、ハーモニックを利用した逆張りであれば、話は変わってきますが、ハーモニックにしても大きなトレンドに逆らわないトレードも出来るし、本来はそうあるべき。
オープンポジションのインジのハードルをもらうハードルは非常に高いのですが、オープンポジションの状況を探るだけならサイト上で完結するので、次の相場の方向性を読むのが苦手な方、一度OANDAのオープンポジションの情報を知った上でトレードしてみると、方向性を間違えることが少なくなるかもしれません。
まとめ
無料のセミナーですが、これまでちゃんと教えてもらう機会のなかったOANDAの注文情報系のデータについて、講師からしっかりと話を聞くことができ知識としての定着ができたので、非常に勉強になりました。
あー、オープンポジションのインジ欲しい。これは今後の検討課題となりましたが。
やはり勉強会は得るものが多いな、と思えた会でした。また大阪で勉強会が開催されるようなら参加して見ようと思います。
・オープンポジションのインジケーターは10万通貨の取引且つ20万円以上の入金で入手できます。まずはオープンポジションインジを試してみてはいかがでしょうか?
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