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サクソバンク証券の利用を始めて約半年が経過して、メリット・デメリットが色々と見えてきました。そんな訳で管理人的なサクソバンクの使い勝手のご紹介。

外資系のFX会社でツール類の利用に最初は戸惑いますが、1,000通貨単位で取引でき、また月曜は朝3時から取引可能でリスク管理にも優れた、思った以上に使えるFX会社と感じています。

サクソバンク証券でトレードしてみた

以前、為替オプション取引をしようと思い口座開設したものの、ホッタラカシになっていたサクソバンク証券。為替オプションはもう少し勉強がいるなー、という感じだったのですが、昨年WTI原油とCADのアービトラージを一生懸命やっていた時に、CAD/USDという他のFX会社にはない通貨ペアがあって、更にはスプレッド1.7pipsと狭かったのでサクソバンクを利用を開始しました。

その後、今年に入り通常のFXトレードでもサクソバンクの利用をしており、利用感などが分かってきたので、ご紹介まで。

とっつきにくい部分もありますが、慣れてしまうと非常に使えるFX会社です。1,000通貨からトレードが可能で、平日は取引休止時間がなく月曜も午前3時から取引ができるので、リスク管理の面からも利用がオススメできます。

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サクソバンク証券

サクソバンク証券を利用するメリット

半年近く実際にサクソバンクでトレードしてきて、感じたメリットは、①1,000通貨から取引可能、②取引可能時間が長い、③CFD含め豊富な商品の3点があります。

①1,000通貨から取引可能

サクソバンク証券は外資系のFX会社であり、第一印象は10,000通貨からの取引でしょ、と思ってました。ところが意外にも1,000通貨から取引が可能でした。下記にも書きましたが、管理人はトレード毎に資金管理しながらのトレードを重視しており、資金管理の観点からGMOクリック証券やDMM.com証券のように10,000通貨単位でしかトレードできないFX会社は使っていません。

関連記事:資金管理を踏まえたFXトレードを簡単に行う方法

厳密にやればSBI証券やマネーパートナーズ(nano口座)のように100通貨以下の単位で資金管理をするのがよいのですが、大まかな資金管理でも問題ないので、基本的には1,000通貨単位以下なら大丈夫と思っています。

サクソバンクは1,000通貨単位でのトレードが可能であり、管理人のFX利用基準に合致しています。

1,000通貨単位でトレードできるFX会社は随分増えたので、それだけが優位点ということにはなりません。様々なサービスを提供しているFX会社なので、1,000通貨からの取引可能って結構意外です。ただし為替オプションは10,000通貨単位からで、またCFDも商品によっては相当のロットを入れないとトレードできないケースもあります。しかし通常のFXの場合は1,000通貨からの取引なので、初心者でも充分利用に値するFX会社です。

②取引可能時間が長い、平日は休み時間なく月曜は早朝3時から取引可能

資金管理の観点からSBI証券やマネーパートナーズを長く使っていましたが、両社いずれも朝に取引できない時間を設けています。だからFXトレードであっても、取引できない時間があって当たり前(先物取引には基本的に休み時間がある)と思っています。

よって平日の朝、取引できない時間があっても、しょうがないよね、と思ってます。ただしサクソバンクは平日は24時間取引可能です。

更にサクソバンクは平日に取引できない時間がないだけでなく、月曜日の朝3時(夏時間は4時)から取引が可能。そんな月曜の朝から取引しないでしょ、と思う方が殆どだと思いますが、その通り。別に月曜の早朝に取引しようとは思いません。

ただし月曜の3時間から取引可能ということは、もし週またぎのポジションを持っている際、土日に何かイベントが発生した場合、いち早く逃げられる可能性がある、ということ。土日に経済イベントが発生して、月曜の朝に為替市場は窓を開けて取引がスタートした、という事態は年に何回も発生します。その時、サクソバンクなら他のFX会社のレートに先んじて軽傷で逃げられる可能性があります。

管理人は短期トレードの場合、原則ポジションは翌週に持ち込みはしません。よって短期トレード視点ではそんなに必要としない機能ですが、スイングの時は持越しをすることがあります。月曜の3時からの取引が可能、という点はポジションの週またぎのリスクを全部は無理でも、ある程度カバーできる可能性があります。

イザという時のための備え、という部分が大きいのですが、FXでイザという時は2~3年に1度は生じます。よってイザと言うときのために、サクソバンクで備えることが自分の資金を守ることに繋がります。

③幅広い商品の取り扱い

当初は為替オプションの取引をしようと思ったサクソバンクですが、通常のFXだけでなく為替オプション、CFDと非常に幅広い商品の取引が可能です。

CFDで様々な商品の取引ができるので、原油(WTIだけでなく、BRENTも存在)、金、銀といった商品だけでなく、日経平均やダウ平均などの株価指数も取引できます。更に日本株もCFDで取引が可能。また米国の株式だって取引できます。

日本の会社だとGMOクリック証券が類似の存在となりますが、GMOクリックはFXは10,000通貨単位での取引です。しかしサクソバンクはFXは1,000通貨単位での取引が可能で、更に商品や指数、株式CFDなどさまざまな商品の取引が可能です。

とりあえず口座開設しておけば、あの商品取引したい、と思ったときほぼ存在します。よって様々なトレード商品に興味がある方なら、とりあえず口座開設しておくと何かと便利です。

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サクソバンクを利用するデメリット

サクソバンクを利用して分かった、見えてきたデメリットとしては、①ツールが重い、②ツールの操作に慣れが必要、③出金は月3度以上になると200円の手数料がかかる、という3点です。

①ツールが重い

とにかくサクソのトレードツール(SAXOTRADER)が重い、サクソバンクの最大の欠点と考えます。管理人のPC、そろそろメモリーがギリギリなのですが、サクソバンクのツールを立ち上げると時々PCが固まります・・・。

特にNinjaTraderと同時に立ち上げると、サクソのツールが完全に固まってしまう時があります。Webサイト経由で取引すれば問題ないのですが、ツールを立ち上げると、PCが重くなります・・・。

ちゃんと新しいPC買いなさい、ということかもですが、まだ余力のあるサブのWindows7のノートPCはWindows10でないとツールは起動できません・・・、との表示。

メモリーやCPUに余裕がないPCでトレードする場合は、ツールではなくWebサイト経由での取引をオススメします。

②ツールの取り扱いに慣れが必要

日本のFX会社の場合、会社の数だけツールがあっても、だいたい使い方は同じで、説明書なしでも充分トレードができます。

ところがサクソバンクの場合はボタンの配置から、通貨ペアやチャートの表示、帳票の表示方法等、独特の方法です。確定申告の資料も、他のFX会社だと専用のPDFをダウンロードするだけですが、サクソバンクの場合、自ら該当期間を選択して表示させる必要があります。

使ってみると分かりますが、操作の仕方がよく分からんなー、と最初の頃はなります。やること事態は国内のFX会社と変わらないのでそのうちに慣れますが、サクソバンク独特の使い勝手があるので慣れが必要です。

③月に3回以上の出金の場合は200円の手数料が必要

サクソバンクの口座から月に3度以上出金すると、手数料が200円かかります。国内のFX会社にこの制度はないよね・・・。

FX会社だって銀行の口座に出金する際には、銀行に手数料を支払っているので仕方ないとは思います。けど日本の会社だと取られないよ・・・。日本のFX会社がサービスしすぎのような気もしますが、出金手数料200円が気になる場合、出金は計画的行う必要があります。

出金手数料の存在は、他のFX会社にはないのでご注意を。

慣れてしまえば非常に使えるFX会社

海外では大手FXに位置付けられる会社であり、サクソバンクは一通りどころか豊富なサービスを提供しているFX会社です。

ツール類の使い勝手が国内のFX会社と異なるので、利用には若干の慣れも必要ですが、慣れてしまえば非常に優れたFX会社と考えられます。

取引時間は長いし、注文はサクサク入るし、指標の時でもアホみたいにスプレッドは広がらないし、上級者ならUSD/JPYとEUR/USDは最大2,500万通貨まで取引可能です。(USD/JPYは1pipsで25,000円の損益!)

取り扱い商品も多いので新興国通貨はもちろん、CFDで株だって取引できます。

1,000通貨単位で取引可能で、オールマイティーに使えるFX会社と考えます。SBI-FXやマネーパートナーズ(nano口座)のように、100通貨単位以下でトレードしたい、というのでなければ、1,000通貨単位での取引FX会社としてメイン利用に値するFX会社ではないでしょうか。

1,000通貨単位での取引が可能なFX会社の場合、USD/CADという管理人が頻繁に取引する通貨ペアの取り扱いがない場合が多いです。サクソバンクはUSD/CADだけでなくCAD/USDの取引も可能であり、とっても重宝しているFX会社となっています。


・思った以上に使えるサクソバンク証券

まとめ

利用開始当初は、何かと面倒な会社だなオイ、という印象でしたが、さすがに時間とともに利用は慣れます。そうすると、いいFX会社じゃないかな、と思うようになりました。

初心者の場合、それでもSBI-FXやマネパnano口座のように100通貨単位以下でのトレードをオススメします。けどある程度FXの経験があれば、サクソバンクはメイン利用の候補として充分対象になるFX会社です。

FX会社にもトレーダーとの相性みたいなものがあります。トレードの腕前とは別の部分となりますが、ストレスがどうしてもあるFXトレード、FX会社に対してストレスためるのは全く生産性がありません。そんな訳で、自分及び自分のトレード方法に相性のよいFX会社を選ぶ必要があります。

平日は24時間取引可能で、月曜は朝3時から取引可能というリスク管理に優れたサクソバンクは、一度ツール類の利用に慣れると、ストレスの少ないトレードが可能になります。

今利用しているFX会社に不満があるようなら、モノは試しで一度サクソバンクも利用してはいかがでしょうか?慣れは必要ですが、慣れてしまうとその良さが分かるFX会社ですよ。

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