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もうそろそろ反転してもいい頃では?、と値頃感から行う逆張りはドツボにはまり地獄に落ちる可能性があります。

管理人の鉄板の負けパターンでもある、値頃感からの逆張りが、なぜ大負けに繋がるのか。

自ら病気とも感じている弱点をさらしながら解説いたします。他山の石としてください。

分かっちゃいてもやめられない値ごろ感での逆張り

やってはいけない・・・、それは分かっちゃいるんです。けどね、さすがにもうそろそろ反転するでしょ、とやってしまう根拠は山勘、値頃感での逆張り。これが決まるともう爽快です。

ただし、そう簡単に値頃感での逆張りが決まる訳はなく、えてしてドツボにはまってしまいます。けど分かっちゃいてもやめられない・・・、それが危険な所。

もう結構なFX経験者ですが、久しぶりにやってしまった値頃感での逆張り。だってUSD/JPYはさすがに110円で反転すると思ったし・・・。ところが最終的には111円まで上昇した後で反転。見事に読みを誤りましたとさ。


・久しぶりにやってしまった値頃感からの逆張り、けどドル/円の110円天井予想って色々な所で出てました・・・

ドツボに陥るパターン①損切りが遅れる

値頃感での逆張りは、恐らく殆どの人は勝てると思っているので、そもそもどこで損切りするか考えていないのでは?さすがに管理人は損切りは事前にOCOで入れますが、それでもいつもに比べると長くなりがち。

値頃感での逆張りは勝てるハズと勝手に思っているので、損切りがなかなかできません。根拠のない自信で損切りが遅れる、それどころか損切りせずにいると、最終的には地獄行きの特急に乗っていることと同じです。

通常のトレードなら、損切りと利益確定の注文をしっかりとOCOで入れて、勝とうが負けようがルール通りにトレードできていても、値頃感でのエントリーはルール通りのトレードが機能しません。ココは相当大問題なんですが、根拠のない自信から損切りをスルーしてしまいがちです。

そして値頃感で逆張りしたばっかりに、普通にトレードしていたら取れてるトレードを見逃している、そんなことがしょっちゅうあります。

損切りという数字面でのロスもさることながら、本来やれるべきトレードができなくなるという機会ロスの面も発生するので、値頃感での逆張りはホント冷静に考えると割に合いません。

ドツボに陥るパターン②損切後に再度エントリーしてしまうループに陥る

以下は、実は管理人がこれまで大きくやられてきた負けの典型的なパターンです。コレをやりさえしなければ、少なくとも大負けはないです。

流れとしては、

①頃感で逆張りする
②ルール通りに損切り
③あきらめずに損切り後にそれほど時間を置かずに再度逆張りエントリー
④②に戻る、そしてあきらめが付くまでループが続く・・・

逆張りラブの管理人ですが、自らは病気とも意識している上記の習性に気付いてから少なくともルールに基づかない値頃感からの逆張りは意識して避けています。でも分かっちゃいてもやめられないんだな、だから極力ルール通りの逆張りをしています。

折角損切りして逃げたのに、自分の相場観に固執してもう1回どころか2度3度と同じ方向にエントリーしてしまうんですよ。これ資金管理していないと、ホント死にます。資金管理していても、やられる時は大火傷するのに違いはありませんが・・・。

USD/JPYの109円から111円の過程で、改めて自分の病気に気付きました。あ、ダメだこれは・・・、と。ホントはもう1回逆張りをかませば、問題なく取り返していました、けどね、それをしているといずれ手痛いシッペ返しを食らうのは、もう過去存分に味わっています。そして以前と変わっていない自分の行動に、経験値は増えても変わらないのか・・・、と唖然となりました。

何も考えずにトレードしても勝てないよね、そりゃ、と痛感。3つ子の魂百までも、と言いますが、結局トレーダーとしての弱点は経験値が増えたところで克服は簡単ではない、ということを再認識しました。触らぬ神にたたりなし、やはり値頃感での逆張りはスルーしないとダメですね。

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トレード上の自分の弱点知ってますか?

トレードの技量よりも、トレード時の立ち回りよりも遥かに重要ではないかと、最近強く思っているのが、自身のトレーダーとしての弱点。

管理人の場合は、逆張り時に連続エントリーしてしまう所、ズバリココです。どうやら未だに克服できない事に気付き、改めて値頃感での逆張りトレードは厳禁とすることにしました。ホント、自身で病気じゃないか、と思うくらい値頃感で逆張りするとダメダと分かりながらも、損切の後でスグに再度同じ方向にエントリーしてしまいます。けど以前と決定的に違うのは、この自分自身の弱点を把握している点。ああやはりやってしまうのね・・・、との意識があるかどうかって結構違います。

今回、やはりお前はそこで再びエントリーしてしまうのか・・・、と冷ややかに見ている自分がいました(それならやめなさいって)。
意識があれば、それを避けるための努力ができます。意識がなければ、そもそも連続エントリーを避けようとすら思わないかも。

自身のトレードの弱点知っておくのって、トレードで勝ち切るための大きなヒントになるのではないかと、ホント思います。

まとめ

自身としては負けの鉄板パターンとも言うべき、値頃感からの逆張り連続エントリー。久しぶりにやってしまい、自戒の念を込めて記事としてみました。

買っても負けてもルールに従ってトレードする、基本的にはこのスタンスを守り切るしか克服の方法はなさそうです。

FXトレードがなかなかうまくいかないようなら、自分の中に病的な弱点が存在するかもしれませんよ。一度冷静に過去のトレード記録を片手に、大負けした時に共通している現象を探ってみてはいかがでしょうか。重要な発見があるかもしれませんよ。

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