漫画『FX戦士くるみちゃん』で「相場を支配する本質的な何か・・・、それを掴めば・・・!」というヒトコマがあります。
そんなものは存在しない?イエイエ100%の支配率ではなくとも、多くの場合で相場を支配する本質的なモノは存在します。
アービトラージの相関性や為替の値動きの金利差など、個人投資家はあまり気付いていない本質的な相場の支配者は存在します。
相場を支配する本質的なモノを意識したトレードに取り組んでみませんか。
「FX戦士くるみちゃん」のヒトコマ
何かあるはず・・・
会社の業績云々じゃなくて相場を支配する本質的な何か・・・
それを掴めば・・・!(漫画『FX戦士くるみちゃん』)
漫画『FX戦士くるみちゃん』(第十八話「智、萌ゆる子」)より
相場を支配する本質的な何か、それを掴むことができればトレードで勝ちきれる。そう思いませんか?
けど相場を支配する本質的な何かがそもそも存在するのか?コレって相当ハードルの高い問題です。
ただし相場を100%支配する何かは無くても、概ねとか多くの場合、という前提を付ければ、相場を支配する本質的な何か、は存在するのではないかと。
2018年の今年は、久しぶりに色々なことにチャレンジした1年となりましたが、そんな気を抱くようになりました。
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WTI-CADの高い相関性
最初に取り組みを始めたのが2月で、その後8月からドップリとはまっている、WII原油とCAD(カナダドル)のアービトラージですが、WTIとCADの相関性が高い、という本質的な所で変化しない事実があります。
関連記事:アービトラージ取引始めました、約半年で原油とCAD取引の形ができた
株のサヤ取りやKuチャートでのトレード経験者の管理人にとって、2つの商品の相関の重要性は痛いほど分かっています。しかし相関の高いタイミングと低いタイミングの入れ替わりは常に悩みの種、というのも痛いほど分かります。
その点、WTIとCADは相関性が高い状態が続きます。WTIがCADを振り回すという、商品の特性があるため、一時的に非相関になっても、いずれ相関に戻るという理論的な安心感があります(損切りしなくてもよい、という意味にはなりませんのでご注意を)。
WTIとCADのアーブにはまっている大きな理由の1つに、その相関性の堅牢さにあります。お陰さまでデイトレベースで、どうにか2018年モノにすることができました。2019年は2018年11月に形としてまとまったスタイルを、しっかり淡々と続けることができるか、というのが最初のテーマとなりそうです。
いずれにしても、相場を動かす本質的な何か、についてWTI-CADについてはCADがWTIに引っ張られることによる堅牢な相関性、と考えることができます。WTI-CADのアーブについて本気で取り組むなら、下記の「成果を残す資源通貨アービトラージ」は得難いテキストです。
為替は金利差
相場を動かす本質的な何か、為替の世界では金利差が該当します。金利差で為替の値動きの全てが解明できるとは思えませんが、管理人の大好きなテクニカルよりもはるかにうまく、相場の値動きは解説できます。
デイトレのような短い時間足の攻略ができるかどうかは分かりません(何せ実践していない・・・)、ただし日足や4時間足を利用した長めの足のスイングトレードなら、金利差を生かしたトレードができます。
フィボナッチ、ハーモニック、テクニカル等の値動き指標に加えて、金利差という別のロジックを組み込んで売買シグナルを作れば新しい世界が見えるハズ。まぁハズという部分に管理人の弱い所がありますが、どーも管理人的には金利差は波長が合わないんです・・・。
結局のところフィボナッチでよくある、基点をどこに置くのか問題、と似ている部分があって、管理人はその部分が金利差ではうまく解決する方法が見出せず、そうこうしているうちにWTI-CADは基点問題もある程度解決できて現在に至っています。
だから為替は金利差が本質的な値動きのヒントを握っていると考えていますが、それを自らのトレード手法にまで落とし込んではいません。けど確かに金利差によーく為替が反応しています。ご興味あれば「トレーディングカレッジ」でジックリと学んでください。目から鱗のお話沢山でていますので。
原油価格はスプレッドが本質的な値動きを握る
WTI原油とCADのアービトラージを始めてから、原油取引の世界にも足を踏み入れている管理人。
為替とは違う値動きのクセが大変でもあり、面白くもあり、という状態です。けどアービトラージではなく、片張りトレードはまだ自信ありません。
そんな原油価格ですが、恐らく先物のカレンダースプレッドが値動きの本質部分にあるのだろうなぁ、と言うことを知るに至っています。スプレッドを攻略できれば、原油トレードは攻略できそう。
海外先物って、スプレッド(値差)それ自体もトレードできるって、知識としてはありましたが、ホントにそれで稼いでいる人もいることを知り、トレードの世界の奥深さを今年は再認識しました。
2019年の勉強のテーマは原油のスプレッドかな、と思ってます。どうやらWTI-CADのアービトラージはどうにか形となったので、次のステップとしてここまで来たのだから原油取引を深堀りしようと考えています。
なんだかどんどんマニアックな道に進んでますが、どうなるんでしょ・・・。けど相場を動かす本質的な何か、その何かがあって、その何かを掴んだ上でトレードできれば勝てますよね。
WTI-CADのアービトラージは、相関性という本質部分の存在を踏まえた上でトレード組み立ててどうにかやってます。これまでやってきたFXの片張りトレードより安心してトレードできるんですよ、実際。
であれば為替の金利差、原油のスプレッドという本質的なモノを理解できれば、トレーダーとして次の段階に進むことができるのでは、そう思ってます。そして金利差はどうやら管理人は相性がイマイチなのと、新しい世界で興味津々なのが原油のスプレッド。さて来年からどうなることやら。
まとめ
2019年に向けての記事はまた別途書くかもですが、2018年はWTI-CADアーブにドップリと浸かった1年となりました。そしてFXの片張りトレードでは何度も跳ね返された短期トレード手法をある程度の形とすることができた、記念すべき年となりました。
やはり勉強の大切さを知るとともに、トレードの楽しさも再認識。そしてトレードの勉強はホント飽きない、多分ここは自分のよい所なんでしょう。手法マニアの本領発揮ですが。
相場を支配する本質的な何か、それを多少なりとも知ることができた2018年となりました。相場を支配する本質的な何か、その世界のぞいてみませんか?「実戦トレーディングカレッジ」がまずはオススメ。ただしエクセルゴリゴリ回して・・・、というのが得意なら「成果を残す資源通貨アービトラージ」がオススメ。
当然相場の本質は簡単にはつかめませんよ、相応の覚悟を持って勉強する必要があります。ただし上記を使って学ぶことで値動きベースのテクニカルだけでは掴むことのできない、本当の意味での値動きの本質部分を目にすることができます。そしてその本質を踏まえた上でトレードを組み立てることが出来るようになり、勝ち切るトレーダーに近付く事ができます。
相場を動かす本質的な何かを掴みたい、そう思うならトレーディングカレッジ」や「成果を残す資源通貨アービトラージ」をお試しください。トレードの新しい世界を覗くことができますよ。
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