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世界が注目の選挙等がある際に何も考えずにトレードしたり、ポジション持ち続けたりしてませんか?実はそれ以前に、金融市場が意識しているイベントを知らずにトレードしたりしてません?

イベントに気付いたら一気に相場が動いており、後の祭り・・・、そんな経験のあるトレーダーも少なからずいるのではないでしょうか。

大きなイベント前はトレードしない事、これをするだけで大きな損失を防ぐことができます。ただし金融市場が注目するイベントを知るには、情報感度を磨く必要があります。

イベントで変なリスクを取らないために、イベント前はトレードせずにノーポジにしましょー。そしてイベントを察知するための情報収集方法もご紹介します。

米中間選挙前で値動きが少ない

2018年11月6日、米国はトランプ政権の折り返し地点とも言うべき中間選挙が行われます。前回の大統領選挙やイギリスのEU離脱を問う国民投票に比べれば、金融市場に対する影響力は低いとはいえ、金融市場は選挙の行方を見守っています。

そんな訳で金融市場は米中間選挙の結果待ちで、多くの市場が様子見モードとなっています。

米中間選挙に限りませんが、大型の選挙やFOMCでの金利引き上げ等大型のイベント前は、市場は凪状態となる事が多いです。

市場の注目イベント抑えていますか?

FXトレードを行う際に、金融市場が注目しているイベント把握してますか?

まさに中間選挙の現在がテストケースなんですが、足元(11月5日夜)はもう金融市場は明日の米中間選挙待ちでやる気なしの状態。よってそんなに相場は動かなくなります。

管理人はポジション持ってませんし、当日トレードする気は全くありません。

こんな時にトレードしてもスキャルピングで小さい値幅を取ることは出来ますが、ブレイクするような値動きが生じる可能性は少ないです。

中級者以上であれば、金融市場の注目イベントを踏まえて、市場が動かない中でどうするのか、ということを考えます。動かないからスキャルピングする方もいるでしょうし、管理人のように、大きなイベント前はトレードしない・ポジションは持たない、とする方もいます。

どんな判断をするかはトレーダーのタイプによりますが、最低限イベントの存在を知って、その上で自らどう行動するかを決めることが必要です。

気付いたらポジション持ったまま大きなイベントに突入していた・・・、何てことをしてるようなら初心者丸出し。えー指標の発表のチェックはしていたのに・・・、って確かに指標発表は重要ですが、足元で金融市場が何をテーマにして動いているのかを把握することは、FXトレードするなら必要不可欠です。

もしできていないようなら、スグに始めましょ。指標の確認が出来ているようなら、追加でニュース等を継続的に見るだけで大きな市場のテーマは掴むことができますので。米中間選挙や大統領選挙、そんなに難しく考えなくてもインターネットのニュースやツイッター見ているだけで、大きな流れは掴むことができますので。

大きなイベントの前はポジションを持たない、撤退する

大きなイベントめがけてエントリーする方法、決して否定はしませんが、少なくとも初心者のレベルでそれをやると確実に死にます・・・。

トレードの腕前に自信があるなら止めませんが、まだ勝てない・勝ちきれないトレーダーなら、大きなイベントの前はポジションを持たない。もしポジションを持っているなら、ポジションを閉じる。損切りでも利益確定でも、まずはノーポジションにして現金にしてしまう。これを徹底すること。でないと、ホントに取り返しが付かなくなります。

大きなイベントの後は、トレンドが一気に進む・一気に反転するケースがしばしばあります。折角あった含み益が一気に大きな含み損となる可能性もありますし、持っていたポジションが取り返しの付かない含み損になってしまう可能性もあります。

ポジションを持っていると大きな利益になる可能性もありますが、それができるのは相場の急変があっても上手に立ち回れる中上級者以上。下手にポジション持って突っ込むと、大火傷しますよ。

含み損だと一か八かのバクチを張りたくなりますが、絶対にダメです!!!

悪いこと言わないので、手動でもよいからポジションを切ってしまうこと。それが最終的に自分の身・そして資金を守ります。

ブリグジットの国民投票にトランプ大統領誕生の大統領選挙時のチャートを見ろ!

近い例で言えば、イベントで金融市場が大きく動いたのは、ブリグジットの国民投票と、トランプ大統領誕生の大統領選挙。いずれも非常に大きな値動きが生じました。

特にブリグジットは短期間で大きく上下に動き、多くの投資家がその値動きに翻弄されました。


・ブリグジットが決定した時を中心とするGBP/USDの日足チャート
画像はTradingView

またトランプ大統領の選挙時には、選挙前と後では相場の風景が一変。ドル/円はそれまでの円高から円安に一転。その後、一気に円安方向に駆け上ることになります。管理人、トランプ大統領誕生の時にドル/円のショートポジション持ったままにしておいて、痛い目に合いました・・・。だから実体験もあって、大きなイベントの際はポジションを持ち越さない事を推奨しています。

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金融市場の注目イベントを事前に知るには

ある程度の経験を積むと、今の金融市場はこの話題で動いているなー、というのが何となくでも分かるようになります。自然とそんな目線でニュース等見るようになるので。

ただしそこまでの経験がないと、恐らく何も知らないまま大きな金融市場のイベントにポジション持ったまま突っ込む事になります。米雇用統計の発表日時知らないままトレードするよりも、悲惨な目に合う可能性があります。

当然自分で情報収集する必要がありますが、どうやって情報収集したらよいか、そこから分からないケースも多いのではないかと。

管理人がこれまでやってきた・やっている中で、一番便利なのは有料のメルマガを購読してしまうこと。月額数千円の費用がかかりますが、有料メルマガが一番確実です。さすがお金払っているだけあって、殆どの場合アラートとしてメルマガは有効に機能します。

有名どころ且つ管理人が取ってきたのは下記2つ。トレードのサイン配信ではないので、メルマガの内容そのままにトレードしたらダメですよ。メルマガを自らのトレードに活用する、というスタンスが必要不可欠。その中で今の金融市場の話題を知ることで、大きなイベントの存在を知らないままイベントに突っ込むリスクは、確実に無くすことができます。

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関連記事:西原宏一氏と志摩力男氏のFXメルマガの違い

あとはFX会社のセミナーや情報配信。最近重宝しているのがFXプライムbyGMOで配信されている松﨑美子氏の動画。ユーロ圏中心ですが、15分程度で1週間の予定がコンパクトにまとめられています。FXプライムはレポート類やニュースも充実しているので、情報収集用でも口座開設しておくと、何かと役立ちます。大口トレーダーも利用しているので、長く使えるFX会社です。

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関連記事:ユーロやポンドの取引するなら必見!FXプライムの松﨑美子氏の週1の動画が役立つ

あとはツイッターですかね。FX関係者のツイート眺めていると、凡その市場の話題は分かります。ただし自らの受信感度が必要なので、ツイッターの情報収集は使えますが、若干経験を積んでからのほうがベターではないかと。

防御の意味でファンダメンタル情報を活かす

トレードに余程の自信がある方は別ですが、大きなイベントは別にポジションを絶対に取る必要はなくて、スルーして高みの見物でよいと考えています。

その意味ではファンダメンタル=イベントを知るということは、余計なポジションを取らずにすむ、という防御面で非常に有効に機能します。FOMCでの金利引き上げが確実視されているのを知らずに、ポジション持ったまま睡眠を取ってしまうと爆死する可能性があります。メルマガ等で情報収集さえ出来ていれば、まずそんなことにはなりません。漫画『FX戦士くるみちゃん』(第二部)にそのままのケースが描かれていますが、守りの意味でファンダメンタル情報知ることは必要不可欠です。


FX戦士くるみちゃんのサイト
関連記事:漫画『FX戦士くるみちゃん』の感想、身につまされるFX漫画

まとめ

大きなイベントこそトレードのチャンス、という方がいるのも理解しているので、イベントに向けたトレード自体は否定しません。

ただし基本的にトレードはさぼるべき、との考えもを持っている管理人としては、大きなイベントのときこそサボる最大のチャンスなので、真面目にエントリーするのはナンセンスと考えています。ポジション持っていたらイベント前に切って、イベント終わって落ち着いてからやり直しましょ。生きてさえいれば、巻き返しのチャンスはありますって。

米中間選挙を例に取り、大きなイベント前はトレードやめとくこと・ノーポジとしておくことを書いてみましたが、今後中間選挙意外にも色々と似たようなケースは出てきます。仮にイタリアがEU離脱の国民投票なんぞしてしまえば、やはり管理人はその当日はノーポジで高見みの見物決め込みます。トランプ大統領の誕生時にやらかしてしまっているので、もう二度としません・・・。

大きなイベントの前にはエントリーやめときましょ、と言われても、そもそも大きなイベントの存在自体を知らないと何もなりません。メルマガでも、FX会社のレポートヤニュースでもツイッターでも何でも良いので、まずは情報の感度を上げること。分からないなら最初はメルマガを購読してみる。無料のお試し期間もありますし、志摩氏のメルマガは3ヶ月の無料の購読方法も紹介しました。

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そしてこのイベント大きく動きそうだな、と思ったら、その日はトレード自体をしないこと、当然ポジションも持ち越さないこと。これをするだけで、爆死のリスクや一気に資金を減らすリスクは随分減りますよ。

情報感度を磨いて、まずは大きなイベントで変なリスクを取らない所からスタートしましょー。

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