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 OANDAと言えば、会社で把握している為替の売買比率等の注文情報をヒストグラム化したオープンオーダーが有名ですが、このオープンオーダーをMT4上で表示できるインジの配布がなされています。

 1ヶ月ほど前に手に入れて、動作を見ていましたが、思った以上にいい感じ。まぁ、コレだけでトレードに勝てますよん、という代物ではありませんが、サポレジがどこにあるか、パッと一目で分かるのは、様々な気付きを得られます。OANDAに口座があれば、手にしておきたい一品です。

知る人ぞ知るOANDAのオープンオーダー

 OANDAのオープンオーダーは知る人ぞ知る、FXトレードの便利ツールです。OANDAが持っている為替の売買比率等の注文情報を横にヒストグラム化し、アバウトながらも、だいたいこの辺りに注文が固まっている、というのが一目瞭然となるツールです。

16.8.3OANDAオープンオーダー状況
http://www.oanda.jp/analysis/forex-order-book.php

 口座が無くても無料で利用出来て、他に同様のツールもないので、FXの業界的には非常に画期的なサービスなのですが、いかんせん表示がみにくい。タダで使っているのだから、文句の言いようもないのですが、もう少し見やすくならんものか、と以前より思っていました。

OANDAからオープンオーダー情報を表示できるMT4インジが発表

 見にくいこともあって、タマにしかオープンオーダーの情報見ていませんでしたが、とある時に、OANDAがオープンオーダー情報を表示できるMT4インジを発表、との記事をネットで発見。おーっ、コレってすごく画期的なことじゃないか。値段次第だけど、有料でも買いますぜ。

 そして条件を調べたら、期間内に50,000通貨のトレードするともらえる、とのこと。これはいただくしかあるまい、ということでこれを機会にOANDAの口座を開設して、早速トレード。

 50,000通貨ね、適当に10,000通貨で5回トレードすればOK。で、適当にトレードしたら、見事に負けました・・・。やはり適当な裁量トレードは勝てない、ということを再認識できたという、大きなおまけがつきましたが、無事にOANDA特性のオープンオーダー表示インジをゲットすることができましたとさ。

OANDAのオープンオーダーインジを表示させてみた

 若干勉強代というか、取得コストがかかりましたが、メデタク手に入れたOANDAのオープンオーダーインジ、早速表示をさせて見ました。まぁ、元々コレだけでトレードする予定はないので、しばらく表示させて様子を見ることに。

16.8.3OANDAオープンオーダー-インジ表示

 そして1ヶ月近く、表示を横目で見ていて、気付いた事等、下記にピックアップしてみます。

①逆張りトレードに使うのは危険カモ
 丁度ドル円が急騰そして急落の状況下でドル円にオープンオーダーのインジを表示させて様子を見ていましたが、面白いくらいに厚い注文をドンドン抜けていきます。ね、通常なら厚い注文に跳ね返されるんだよね・・・。
 スイング用のポジション、オープンオーダーの状況見て一部エントリーしましたが、短期のトレード、本インジを見て行うと危険かも。まぁ、相場状況が相場状況なので、一概にそう言い切れる訳ではありませんが、逆張り好きの管理人が見ていても、コレで逆張りは危険かも、と思ってしまったので、少なくとも逆張りの取り扱いは、熟練の腕が要求されるのではないかと。

②表示は1時間足がよさげ
 時間足は色々表示させて様子を見ましたが、オーソドックスに1時間足がよさげ。4時間足だと少々冗長になる感じで、15分足だとチャートが細かくなりすぎると感じました。1時間足表示で、縮尺を若干小さくするのが、管理人的には一番見やすいセットとなりました。

③サポート&レジスタンスの簡単な確認に使える
 本インジを見ながら一番使えると思ったのは、サポート&レジスタンス(サポレジ)の確認に使える、という点。チャート開いて、サポレジのラインや、フィボナッチのラインひいて・・・、とやらずとも足元のサポレジになりそうな価格を、オープンオーダーのヒストグラムで表示がされます。

 このサポレジが当たっているかどうかは、別途自分で確認する必要がありますが、少なくともサポレジの気付きを得ることができます。改めてチャートを見てみると、別にインジに教えてもらわんでもサポレジはココにあるでしょ、というのが分かりますが、先に一目瞭然でサポレジの場所が見える化できるのは、トレーダーとしてはありがたいです。
 
 管理人としては、サポレジが簡単に確認できる、というのが本インジの最大の魅力と感じています。

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ベテラントレーダーは不必要なツールの感も

 他に有用な使い方があるかもしれませんが、管理人としては、サポレジ発見の簡単なツール、として使っています。

 けど考えてみれば、ベテラントレーダーの域に達していれば、別にインジでサポレジを教えてもらわなくっても、自分で引いたサポレジに自信があれば、わざわざ別の所からサポレジの根拠を持ってくる必要はありません。必要ないどころか、考えが惑わされるリスクもあるので、そう考えると同インジ、ベテラントレーダーには必要ないツールかも。

 ただし、テクニカルマニアは持っておいて損のないツールでしょう。当たるサポレジを表示させてくれるツール、そう簡単にはお目にかかれませんので。MT4の価格帯別出来高っぽいツール、と考えれば、他に例のないツールですし。

まとめ

 誰でも分かるようなサポレジポイントはやはりヒストグラムが長くなっているので、ツールに教えてもらわなくても・・・、と言う方には必要ないかもしれませんが、見ているだけで楽しめるツールではあるので、多少の勉強代払っても、興味あるようなら手に入れて損はないツールだと思います。特にテクニカルマニアな方は。

 ただしお決まりですが、本ツールだけでFXトレードで勝てる訳ではありませんので、あしからず。
 OANDAのオープンオーダー情報を利用したトレード手法は、下記書籍が詳しいです。タイトル的にどうかな・・・、と思いましたが、立ち読みしたらオープンオーダーの活用方法があったので、思わず買ってしまいました(同じトレードするかどうかは別、それと本を購入したのは約半年前)。

 管理人としてはトレードツールというよりも、トレードのための便利ツール的な位置付けのOANDAのオープンオーダー表示インジですが、見ていると、へーこんなところにサポレジが、と思うことがしばしばあったので、ご紹介まで。

 サポレジがどこにあるか、パッと一目で分かるのは、様々な気付きを得られるので重宝しています。ご興味あれば、下記から口座開設を考えてみてはいかがでしょうか?

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