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先日の投資戦略フェア2017大阪・石原順氏のセミナーで知ったATRバンドを利用しての逆張り。ATRバンド=ケルトナーチャネルと言うことが判明し、色々と試しています。

まだ使いこなすレベルではありませんが、さすが結構使えそうなので、現状の使い勝手等をご紹介。うまく+αを見つけられれば逆張りに使えると思います。

ATRバンドを石原順氏のセミナーで知る

先日行ってきた投資戦略フェア2017大阪で石原順氏のセミナーに参加しました。テクニカル分析の第一人者の石原氏が、セミナーで新たに紹介していたのが、ATRバンドを利用した逆張り手法。

関連記事:投資戦略フェアEXPO2017大阪の感想と気付き

ハーモニック主体で逆張りトレードしていますが、もう1枚フィルターないかな、と思っていたので、これはいいんじゃないか、と石原氏の説明を夢中になって聞いていました。

ATRバンド欲しい!、と言うことでセミナーのスポンサー且つ石原氏のインジ搭載キャンペーンを行っているFXTF社のブースで聞いてみたら、既存口座開設者は11月に対応を検討、とのことで既に口座を持っている管理人はキャンペーンの対象者から外れてました、残念。。。

何とかならないかなー、と思い、恐らくmt4のインジならネット上に転がっているだろ、と思い調べてみると、ATRバンド=ケルトナーチャネル、と言うことが判明。であればそんなに探すのは何度は高くないハズ+既に持っていた記憶があり、帰宅後早速ケルトナーチャネルをmt4他に設定してチャートを見てみました。

NinjatTraderに標準搭載されていたケルトナーチャネル

ネット上で拾ったmt4用のケルトナーチャネルをいくつかセットして、チャートを見てみたのですが、うーむ・・・、との結論。

確かに無しじゃないけど、物足りない。ケルトナーチャネルを一本は厳しいね。確かに石原氏もATRバンドにADX組み合わせていましたが、ADX無しでも行けそう、とセミナーの時は思ったので、何だかイメージと違う・・・、そもそもADX使うの苦手なんです。。。

まぁいつものことなので仕方ないか、と殆ど諦めました。ただしフト丁度チャートを開いていたNinjaTraderが目に入り、デフィルトで非常に多くのインジが入っているNinjaにもケルトナーチャネル入ってそう、と思い見てみると、実際に存在を確認。ま、モノは試しで表示させてみますか、と言う感じでNinjaにケルトナーチャネルを表示させてみました。

すると・・・、オーッこれこれ。セミナーで画像見た時に思った、これなら逆張りに使えそう、との感覚を持つチャートが現れました。


Ninjaでケルトナーチャネルを表示、見た感じで使えそうな感じがします、この感覚が大切

相場の行き過ぎの目安に使えるATRバンド・ケルトナーチャネル

まだ実際にコレという使い方にはなっていませんが、ATRバンド・ケルトナーチャネルは、相場の行き過ぎの目安に使えます。石原氏的に、逆張り目線で見れば一番外側のゾーンに入れば逆張りゾーン。実際に逆張りしなくとも、逆張りで勝手もおかしくはないゾーンであり、ポジションを保持している場合はそろそろ決済のタイミングが近いことになります。

よってこれまでだと、もう少し伸びそうと思ってポジションを継続保有したら切られてしまった・・・、との事態を大きく減らすことができます。

今の所はコノ効果が最も出ています。ポジションを長く持って切られてしまうケースがチョクチョク発生していたのですが、随分と改善が進みました。

その効果だけでもATRバンド・ケルトナーチャネルの利用の発見は大きな収穫と言えます。

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ATRバンド・ケルトナーチャネルの逆張りには+αが必要

テクニカルは何でもそうですが、単体での利用は厳しいです。ATRバンド・ケルトナーチャネルも同様で、逆張りに使おうと思ったら+αが必要。じゃあその+αは何なのさ、というのが最大の問題。

石原氏はADX使って逆張りするのですが、FXTFで新規口座を開設できない(既に持っている)+ADXは苦手なので、石原氏のようなADXは今回スルー。

そんな中で、これかなー、と思い合わせて見ているのがハーモニックとPIVOTポイント。ハーモニックはもう言わずもがなですが、ハーモニックのインジ何も考えずにサイン通りに売買すると大変なことになるので、そのフィルタリングにATRバンド・ケルトナーチャネルを利用。意外に悪くないです。

しかしながら、もう少し精度を増すためにデイリーフィボナッチPIVOTも合わせて見ています。デイリーフィボナッチPIVOTのR2とS4にタッチすると反転するケースがおおいのですが、実はR1とS1にタッチした時に反転する時も多いので、ATRバンド・ケルトナーチャネルでギャクバリゾーンに入って、デイリーフィボナッチPIVOTもS2・S4とR2・R4にタッチして尚且つハーモニックサインが出たらエントリー、と言った感じ。

何言ってるか分からない?要はATRバンド・ケルトナーチャネル+デイリーフィボナッチPIVOTで入れる場所かどうか確認して、ハーモニックのサインが出たら入る、こんな感じ。

まだコレで勝てます!、というようなレベルではありませんが、連敗はしないし、バンド系のインジでよく発生するバンドウォークでの連敗も、この仕組みなら阻止できています。

何よりも、デイリーPIVOTもハーモニックも基本的に常時見ているので、楽です、あとはチラチラとタマにNinjaでATRバンド・ケルトナーチャネルを確認するくらい。

あと先日紹介した「天底チャート」の逆張りサイン、これは相性いいです。ATRバンド・ケルトナーチャネル+天底チャートの逆張りサインの組み合わせ、サイン頻度は少ないですが、結構使えると思います。もう少しサインが欲しいなー、と言うことでハーモニック等引っ張り出してますが、そんなにエントリー機会いらないならATRバンド・ケルトナーチャネル+天底チャートで逆張りの手法の大枠ができるような感じです。気が付けば「天底チャート」の逆張り手法は完成に近い状態となりました。

関連記事:「天底チャート」使用の感想、パターン認識による相場状況判定に使える


Ninjaのケルトナー逆張りゾーンで天底チャートの逆張りサインが出た所(EUR/USD)

過去の経験が生かせそう

実はかつてハーモニックのインジとPIVOTポイントを利用してトレードできないか、検証したことがあります。結論としてはうまく行かなかったのですが、それでもパシッと効くケースがあるのは知っています。

ただしPIVOTだけでフィルター作るのは無理、との結論でお蔵入りさせてました。今回ATRバンド・ケルトナーチャネルの登場で、過去の知見が生きています。

やはり過去の実験は無駄にはならないか・・・、と安心。最近若干比重が順張りに傾いていましたが、安心して逆張りできる可能性が出てきました。ただし安心はまだできませんが。

トレードの上達には逆張りと順張りの両者の使いこなしが必要

石原順氏のセミナーで、トレードの上達には逆張りと順張りの両者の使いこなしが必要、との発言がありました。なるほどー、と最近順張りも逆張りも試みていて何となしに、思う節があったので、上級者もそう思うのか、と妙に納得しました。

順張りと逆張りの両方の意識を持ってチャートを見るようになると、この辺りは分からないからエントリーやめておこう、とか、そろそろ逆張り可能ゾーンに入るから利益確定しよう、との意識が生じるようになります。で無駄にポジションを持ち越したり、期待値の低いエントリーを減らすことができます。

また両者で1つずつでも自分のモノになっていれば、多通貨を見れば相応にエントリーチャンスも生まれるので、ポジポジ病対策にもなります。

メンタルが安定していないと連敗に拍車がかかる、とのリスクもありますが、同じチャートを順張り目線と逆張り目線の2つの視線で見ることができるようになるのは、トレーダーとしては大きな成長になると思います。

まとめ

セミナーから1週間の間、インジをいじったりつもり売買をしていたりしましたが、ATRバンド・ケルトナーチャネル見ながらのトレード、今の所シックリきています。逆張り用はまだ本格稼働させていませんが、行き過ぎアラートとして既に稼働中。悪くないです。

そんな訳でATRバンド・ケルトナーチャネルが思いの外、逆張り用で使えそうだ、と言うことでご紹介。詳しくは石原順氏のサイトでも掲載があります。

石原順氏のサイト:石原順の日々の泡

ご興味あればFXTFの口座を新規に開設すれば石原氏オリジナルのインジが利用できるようになりますし、検索すれば各インジが出てきます。逆張り好きな方、ATRバンド・ケルトナーチャネルを一度お試しあれ。

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