FXトレードのタイプは逆張りと順張りがあります。日本人は逆張りが好きで、逆張りで負けている人が多い、とも言われています。
けど逆張りって、使いこなすことができれば最高の手法ですよね。どうしても順張りができない、そして逆張りの決まった快感が忘れられない方のために、FXの逆張りトレードで勝つ方法について考察してみます。
概要
逆張りトレードが最高の手法じゃないか!
トレードって天井売って、底で買うのが理想形。そう完全に逆張りが理想。だから本来は理想の為に逆張りをマスターするのだ、と言いたい所ですが、そう簡単にできれば苦労はありません。
けど伸びた相場でも必ず反転します。特に戻り・押しと逆に入って本来の方向に逆張り出来れば大きな利益も期待できます。
逆張りは簡単じゃないし、FXは他の市場に比べると特にトレンドが継続する傾向があるので、逆張りより順張りがいい、とよく耳にします。
けど案外順張りも難しかったりしませんか?ブレイク狙いでエントリーしたら見事にダマサレタ・・・。FXトレードしていると、こんなことはしょっちゅうあります。
逆張りの為の絶対条件=反転ポイントまで待つ
逆張りトレードで成功するための絶対条件が1つあります。
それは待つこと!
反転する所で逆張りするから、逆張りが決まって、最上のトレードができるんです。
反転しそうにない所で逆張りしても、トレンド方向に流されて、含み損が増えるのを指をくわえて待つだけになってしまいます。
だから、何があっても反転すると思われる所に相場が来るまで待つ!これができないと逆張りはなにも始まりません。待つことができないと、入るタイミングを間違えても、トレンドが何とかしてくれる順張りしか選択肢が無くなります。
FXは待つことが大切、と当サイトでも指摘していますし、他のサイト等でも同じような指摘をよく見ます。特に逆張りをするなら、「待つ」これが出来ないと、始りまりません。
関連記事:FXでエントリーを「待つ」大切さ、釣りと同じですよ
逆張りのために反転ポイントを見つけるには?
待つことができるようになったら、その次に反転ポイントを見つける必要があります。反転ポイントを見つけさえすれば、あとは相場がそこに来るのを待つだけ、簡単です。(実際はそんなに簡単じゃないのはご存知の通りですが、文章で書くとこうなります)
そして管理人が考えている相場の反転ポイントを下記に取り上げてみます。
①WeeklyPIVOT
②フィボナッチの各ライン
③指標発表の後
④ハーモニックパターン
⑤サイクル理論
実は逆張り出来る場所、探せばあるもんですよ。ただし繰り返しですが、逆張りすべき所以外で逆張りしても、決まりません。
上記の逆張りポイント、逆張りを志向している方は、いくつご存知でしょか?
逆張りポイントが分かりさえすれば、逆張りで勝てるようになる訳ですが、問題は具体的にどうやってそのポイントを見つけるか。
①WeeklyPIVOT→インジで機械的に探すことができます
②④フィボナッチ及びハーモニックパターン→使いこなすのに習熟が必要
③指標発表の後→ファンダを知ることと、経験値が必要
⑤サイクル理論→管理人も勉強中です・・・
逆張りポイントの発見方法、レベル別に分けて考えてみる
上記の逆張りポイントの発見方法、レベル別に分けてみると下記のような感じになるかと。
初~中級者:WeeklyPIVOT
WeeklyPIVOTはインジで機械的に表示できるので、一目で分かる。ただしそこが本当に逆張りポイントか判断するには、こちらも習熟が必要。ただしフィボナッチやハーモニックと比較すると、機械的に表示されるだけに、利用はしやすい。
中~上級者:フィボナッチ・ハーモニック
習熟に相応の時間が必要だが、一度身に付ければどんな時でも利用可能。応用範囲も非常に広い。フィボナッチ以上に慣れが必要だが、ハーモニックはパターンが見えてくると、間違いを犯すことは少ない。
そもそも逆張り自体、トレードの習熟が必要なので、初心者がいきなり逆張りオンリーというのはリスク高いです。だから順張りを勉強しましょー、とは言いませんが、逆張りを身に付けるにはそれなりの勉強と実践が必要。けどこれって逆張りでも順張りでも、トレードと言われるものには必要不可欠ですが。
ちなみにテクニカルで言えば800EMAが逆張りに使えるかもしれません。1時間足中心ならどうにかなりそうな・・・。以前みていた2chで発見しました。
・関連記事:FXの逆張りに使えるかもしれない800EMA
逆張りの番外編
反転ポイント探しの⑤サイクル理論、というのを取り上げました。サイクル理論は奥が深すぎる世界で、占星術を使ってのトレードも広い意味でのサイクル理論に該当します。恐らく、サイクル理論をマスターできれば、トレーダーとしては最強ではないかと。
そんなサイクル理論を活かして、番外編の逆張り術があります。
それは以前紹介した、西原宏一氏のメルマガの上位版「シンプルFX-PLUS」のタイムサイクルレポートを見てトレードすること。
関連記事:FXにファンダメンタルを使うなら、西原宏一氏のメルマガを取ってみては?
西原氏のメルマガ上位版「シンプルFX-PLUS」で配信される伊藤寿彦(いとうとしひこ)氏のサイクルレポートは、毎日昼頃に配信されて、この日が反転のタイミングになりそうだ、ということがレポートに記載されています。
日足中心で、比較的長めの足の反転ポイントとなりますが、その反転ポイントの周辺で逆張りすれば、読みが当たればうまーく逆張りトレードが可能です。
逆張りで下手に個人の裁量でエントリーするより、確度は高いです(当たり前?)。ただし、反転ポイントがピタット当たる魔法ではなく、当らずとも遠からず、というポイントでの反転も多いので、損切は深めの設定がおすすめ。ほぼ、損切ポイントも同時に指示されていはいますが。
後で振り返ると反転から若干遅かった、ということもありますが、それでもトレードの方向性は間違わない訳で、ご興味あれば一度お試しください、15日間はお試しで利用できます。
管理人、伊藤氏のサイクルレポートは相当重視しています。
逆張りは連敗することも多い、資金管理はお忘れなく
逆張りトレードは決まると非常にスカッとしますが、下手にすると連敗する手法となります。逆張り好きな管理人、過去5連敗とか平気でやってます。。。
逆張りを行う場合、通常以上に資金管理に注意する必要があります。資金管理をせずに連敗すれば、アッと言う間に資金が枯渇してしまうリスクがあります。逆に言えば、資金管理を行った上での連敗であれば、簡単に破綻という事態は避けられます。
FXトレードに資金管理は必要不可欠とは思いますが、特に逆張り派の方は資金管理の意識をより強く持つことをお勧めします。資金管理の簡単な方法は下記をご覧ください。
まとめ
最後の番外編は、ある意味で一番FXで勝つための近道かもしれません。けどコレだけだと進歩はないので、番外編を利用しても、継続的にFXに取り組むのであれば、地道に自らの腕を磨く努力は必要。
事前に準備して充分にひきつけてエントリー!
番外編で管理人も参考にしている西原氏のメルマガを活用した逆張り方法もご紹介させて頂きました。トレードスタイルは人それぞれに合うor合わない、があるので、一概にこれなら大丈夫、というのはないというのが正直な所ですが、逆張りを志向しながら、なかなか結果が出ていない方のヒントになればと思っています。
ただし、逆張りは準備して待ってエントリー、コレが一番大切ですよ。お忘れなく。
FXで生き残るためには適切なFX会社の選択も大切ですよ
・FXで生き残るために利用したいFX会社
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