昨年、原油(WTI)とCADのアービトラージのロジックを作りましたが、今回新たに金とスイスフラン(CHF)のアーブのロジックを作ってトレードしています。
若干の試行錯誤はありましたが、プラス収支でトレードできています。やはりアーブはエクセルベースのトレードであり、勝てるロジックが出来上がった後は、安心感を持ってトレードができます。
今回は金とスイスフラン(CHF)のアービトラージについて、簡単に解説いたします。
概要
6月に活躍した金とスイスフラン(CHF)のアービトラージ
色々なものがひと段落して、6月から基本的にアービトラージでトレードしています。以前の記事でも書いていますが、1度仕組みやロジックを組み立ててしまうと、片張りの通常のFXよりアービトラージのほうが勝ちやすいです。勝ちやすいは言い過ぎとしても、数字に基づいてのトレードでエントリーも決済も数字で明らかになるため、安心してトレードできます。
そんな中で6月のトレードで活躍したのが、新たにロジックを組み立てて稼動している金とスイスフラン(CHF)のアービトラージ。アーブの教材「成果を残す資源通貨アービトラージ」はWTIとCADのアーブの教材ですが、金とCHFにも応用できるのでは?、と思い色々と試行錯誤はありましたが、どうにか自分なりの形にできました。それが現在走らせている金とCHFのアーブのロジックです。
金とスイスフラン(CHF)は相関した値動きを見せる
豆知識として知っておいて損はありませんが、金とスイスフラン(CHF)は相関した値動きを見せます。
スイスにおける一人辺りの金保有量が世界No1という背景があり、金価格はスイスフランと連動する傾向にあります。よって両者を利用することでアービトラージができます。アーブは相関する2種類の金融商品があって成立しますので。
「トレーディングカレッジ」の過去の記事にも金とCHFのアービトラージの記事が複数掲載されていますが、WTI-CADで作ったアーブのロジックを応用して、オリジナルの金とCHFのアーブのロジックを作ってみました。
するとそこそこトレード機会もあって、勝てるアービトラージのロジックが完成。検証の結果、使える、と判断して6月から実トレードを行っています。
多いと週4回、少ないと週0回のトレードとなっていますが、悪くないです。試行錯誤しながらでもチャンと勝てています。
やはり片張りトレードよりやり易いアービトラージ
金とCHFのアービトラージはできると分かってはいましたが、実際にロジック組んでトレードして利益が出ると素直に嬉しいものです。
やはり通常のFXの片張りトレードより、商品と為替のアービトラージのほうが難易度は低いのでは?片張りのFXの場合、面白そう、と思って検証を始めても、殆どの場合うまくいきません、もうこれは何度も経験済み。一方で今回の金とCHFのアーブは確かに最初の準備の段階で少々時間はかかりましたが、1回ロジックが出来上がってスタートすればあとは微調整でどうにかプラスにまでは持っていけています。
今までの自分の苦労はなんだったんだろう・・・、と思わないでもありませんが、ルール通りにトレードすれば負けない、ということが分かっているので、エントリーも待てます。
ホント、FXの片張りトレードで全くうまく行かないならアービトラージのチャンレンジをオススメしたいです。面倒だと思いますよね。けど慣れると片張りトレードと同じ感覚ですよ。それで片張りより安心してトレードできます。安心してトレードできないと、いつまでたっても枚数を入れられません。10枚以上でトレードする場合は、トレードの安心感が必要不可欠と管理人は考えています。そしてトレードに対する安心感の存在が、管理人がアービトラージしている大きな理由です。
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アービトラージって名前も恐そうだし、両建てって面倒です。けどね恐らく通常のFXよりも短い時間で勝ちきることができます。
やはりエクセルで数字ベースの検証して勝てるロジックは強いです。数字でルールが組み立てられるので、ポジポジ病対策にもなります。
方法論は殆ど出回っていませんがアービトラージの教科書として「成果を残す資源通貨アービトラージ」はホントオススメの教材です。
WTI-CADでアービトラージのロジックができれば、あとは他の商品への応用も可能です。実際に金のロジックは当教材をベースに組み立てました。
お値段150,000円で踏ん切りも必要ですが、金額の価値はあります。株式のアービトラージも管理人かつて取り組んでいましたが、商品と為替のアーブのほうが面白いし、利益が出ます。
勝てる手法が1つでもあると自信が持てる
2018年末の時点でWTI-CADのアービトラージはある程度ロジックができていましたが、今回新たに金-CHFのロジックが仲間入りを果たしました。
今回検証していて気付いたのですが、勝てる、と自信を持っているトレード方法を1つでも持っていると自信がつきます。トレード機会が少なかろうと、この手法は勝てる、という手法を持っていると、落ち着いた気持ちで他の手法の検証などができます。
勝てる手法1つで充分、という方もいるでしょうが、若干エントリー機会少なめなので、もう少し勝てる手法の研究は続けようと思っています。いずれにしても1つでも勝てる手法を持っていると、慌てたり勝てない時でもバタバタする必要がなくなります。そして待てるようになります。
なかなかアービトラージしようなんて方は小数派とは思いますが、もし数年かけてもFXが上達しない・同じことの繰り返し、と思っているようなら、モノは試しでアービトラージの研究することをオススメします。損切りが必要不可欠、という部分は片張りトレードと同じですが、勝てるロジックがエクセルでできれば、あとはエクセルの数字通りトレードすれば利益は残り易くなります。
当然、想定外の事態も生じますが、それでも通常のFXの片張りトレードより安心してのトレードができます。ご興味を持たれたら「成果を残す資源通貨アービトラージ」もご覧になってはいかがでしょうか。オススメです。
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