「成果を残す資源通貨アービトラージ」の実践の過程で気付いた、知っておくべき事+知っておくと便利な知識をご紹介。
通常の片張りFXトレードより攻略は早いと感じているアービトラージですが、それでも当然試行錯誤が必要です。
その試行錯誤の効率アップや短縮化に役立つ考え方などを、これまでの経験を踏まえて取り上げました。
概要
「成果を残す資源通貨アービトラージ」が売れた
まだあまり記事は書いていないのですが、2018年夏以降は基本的にアービトラージ中心のトレードに移行しています。ただし相場認識等でフィボナッチやハーモニック・パターンは変わらず見ています。
そんな中でアービトラージを学んだ教材、「成果を残す資源通貨アービトラージ」が当サイト経由で売れました。アフィリエイトリンク貼ってあるので、売れるとメールが来るんですよ。
ありゃ意外にも早く売れてしまった・・・、というのが正直な所。少しずつ記事を増やすつもりでいたのですが、ネタばれは当然よくないので、何を書いたもんかな、と思ってもいたんです。
とは言え思わぬ早い段階で売れてしまったので、アーブの実戦をする中で気付いて、先に知っておいたほうがいいのでは、と思う点をアドバイスとして記事にすることにしました。
「成果を残す資源通貨アービトラージ」の購入者の方、ご参考ください。もし購入を検討されている方がおられれば、先に知っておくと便利ですよ。
①エクセルを使うことに手間を惜しまない!
「成果を残す資源通貨アービトラージ」の実践をする上で、1つだけアドバイスしろ、と言われたら、エクセルを面倒くさがらずに使いなされ、とアドバイスします。
管理人も相当なテクニカルマニアですが、エクセルでチャートを数字に置き換えて分析するのは始めての世界。チャート分析の経験値だけはラインにしてもテクニカルにしてもありますが、まさかエクセルで数字に置き換えて分析する事が日常になるのは、今にして思えば驚き。
今や日常的にエクセル利用してチャートを数字に置き換えています。
正直面倒なんですけどねー、マクロ使って自動化するアイディアはあったりするのですが、現状そこまで手が出ていません。(ちなみに原油を利用しない為替の通貨ペアだけなら、岡三RSSで簡単に自動化できます・・・)
管理人、最終的にはデイトレまで落とし込みましたが、どんな形であれエクセル回して色々やってみることをオススメします。そしてエクセル+チャートというスタイルでトレードできるようにしてみましょ。
殆どのトレーダーは種類はさておき、チャート一本で戦っています。そこにエクセルの数字から編み出した根拠を付け加えるんです。トレードは根拠の積み上げ、と管理人は考えていますが、通常のチャートにエクセルから算出した数字を加えてトレードする、このスタルでのトレードを日常的に行うことが、「成果を残す資源通貨アービトラージ」のトレードスタイルとしてのゴールです。
人間サボりたい生き物なので、エクセルはサボってしまいがちですが、エクセルなしでのトレードはやらないしできない。これが「成果を残す資源通貨アービトラージ」を攻略する上での必要不可欠なトレードスタイルとなります。
ちなみにエクセルを使えば、金とスイスフラン(CHF)のアービトラージのロジックも組み立てることができます。
関連記事:金とスイスフラン(CHF)でアービトラージできる、片張り安心してトレード可能
②まずは何でもよいのでトレードモデルを作ってみること
エクセルの話の続きともなるのですが、一通り教材を見終わったら(1回は先に通しで見ることをオススメします)、動画見ながら自分のトレードモデル=トレードルールを正しくなくても作ってみることをオススメします。
トレードモデルの正解は掲載されていません。トレードモデルを作る方法の解説はなされていますが、このトレードモデルなら勝てて+そのモデルの作り方はこんな方法、という所の解説はありません。自らトレード手法を組み立てられるようになることに重点が置かれている教材、と言う事はご存知かと。
ぶっちゃけて言えば、何でもいいので一度動画見ながらトレードのモデル作ること!、ここから全てが始まります。
おいここで解説されている数字やモデルはどうやって作るんだ???、という場面が何度か出てきます・・・。ホントは同じモデル作るのが理想なんでしょうが、最終的に自分で作る必要があるので、まずはエクセルに数字を落としてトレードのモデル作ることに力を注いだほうがいいのではないかと。
自分であーでもない・こーでもない、とやっていると、動画で解説している意味が、なるほど、と思う瞬間も出てきます。まずは見よう見真似でよいので自分でエクセル回してモデルを作る。このスタンスが大切ではないかな、と思います。
ちなみに管理人、受講後2ヶ月内に1時間足でデイトレの期待値プラスのモデルを作りました。どうだすごいだろー、と言うのではなく、実践できる状態にするまで、そのモデルを壊して、また作ってとやってそこからプラス半年程度かかりました・・・。
今振り返ると、使い物にはなりませんでしたが、エクセルまわして数字上で勝てるモデルを早い段階で作ることができたので、時間かけて研究すれば何とかなりそう、という自信につながりました。
教材で紹介されている日足ベースのスイングなら、そんなに時間かからないと思います。どの時間軸でトレードするかは、人それぞれで短くなるとハードルも上がりますが、まずはどんな時間軸でもよいので自分でモデルを作ってみる。勝てなくてもいいんです、作っているうちに期待値プラスのモデル見つかりますので。
まずは動画を何度も見直して、エクセルでトレードのモデルを作ることができる段階までいきましょう。それが出来ればあとは時間見つけて作業すれば、期待値プラスのトレード手法に行き着くハズです。
まずは勝ち負け関係なくトレードのモデルを作ってみること。慣れると簡単ですが、慣れるまで大変なので(恐らく今でも別の方法すると戸惑います)、挫けないで頑張ってください。
③できればTradingViewのProプランを利用する
「成果を残す資源通貨アービトラージ」の教材買って、そして可能であれば「トレーディングカレッジ」も入ると、相当な出費になります。更に追加で・・・、というのは心苦しい部分もありますが、管理人が今のトレード手法を編み出す契機となったのはTradingViewのProプランに入ってから。
日足ベースのスイングなら必要ありません、コレは先に言っておきます。しかし教材に付属の30分足のデイトレツール利用するにはProプランが必要ですし、短めの足で検証しようとするとProプランは必要不可欠です。
どんなトレードスタイルとるかにもよりますが、日足以下の短い足で「成果を残す資源通貨アービトラージ」のアービトラージを取り組むならTradingViewのProプランは必要不可欠と考えます。
関連記事:トレードの勉強をするなら「トレーディングカレッジ」をオススメしたい
知っていると便利な知識
「成果を残す資源通貨アービトラージ」を実践する上で経験上、必ず知っておいたほうがいいだろうな、という部分は上記に3点記しました。
次は知っておくと便利な知識的な部分。細かい部分ですがきっとお役に立てると思います。
日足より下の時間足のエクセル分析はトレードステーションが便利
恐らくトレードステーション無しに、現在の管理人のWTI-CADのデイトレアーブは成り立ちません。教材で紹介されている方法で日足までは、エクセルにデータを落とせます。
トレードステーションでデータをエクセルに落とす方法、実は以前記事にしています。
関連記事:エクセルに為替4本値を取り込む簡単な方法、トレードステーションを利用
日足より下の時間足となると、何もしないとMT4しかデータを取る方法がありません。MT4でデータ落とすとすぐ分かりますが、データ抜けがヒドイ!
日足でノンビリするなら必要ありませんが、1時間とか4時間とかでもエクセルにデータ落とそうとうすると、どうしたもんかな、となります。その辺りの疑問をトレードステーションは一気に解決します。
ホントは株のトレードツールなので、為替用ではないのですがトレードステーションは為替のヂャート分析にも何ら問題なく利用できます。無料で利用できますが、もし株の取引しているようなら、株も買ってあげてください・・・。
株でも為替でもトレードステーションはホント使えるツールです。アーブ用のエクセルデータ落とすなら、一度是非お試しください。
トレードステーション口座開設詳細はコチラからどうぞ
トレードステーション選んでもらえる3点タイアップキャンペーン【トレンドフォローストラテジー】
原油CFD取引、最初はGMOクリック証券の利用がオススメ
管理人の持論なのですが、リアルマネー突っ込んで実践しないとトレードは上達しません。アーブにしてもある程度モデルが出来たら実践しないと、形にできませんし立ち回り方も分かりません。(アーブも立ち回り方が大切と痛感しています)
関連記事:FXで勝つために加えたい”立ち回り方”との視点
教材では2社のCFD取り扱い会社が紹介されています。ただし両社いずれもFXで言えば10,000通貨単位が1ショットです。
原油で10,000通貨単位は通貨ペア以上に大きいです。原油は簡単に50pips動くので、確かにハマレバ儲かりますが、その段階に行く前に10,000通貨単位だと傷だらけになります・・・。
GMOクリック証券のCFDは1ショット(1枚)がFXで言う1,000通貨単位になっています。10枚入れると10,000通貨単位。よって1,000通貨単位で原油CFDトレードが可能です。
最初の頃はアーブといっても、傷だらけになるので小さい単位で始めることをオススメします。とにかくFXと同じ感覚で10,000通貨単位で原油CFDの取引すると、ボラの大きさに驚かされます。GMOのCFDなら1,000通貨単位で小さく始めて、取引量増えても1,000通貨単位で資金管理もできます。まずは小額から取り組むことをオススメします。
CADの取引口座について
上記で最初の頃はGMOクリック証券のCFDをオススメしましたが、一方でCADをどこのFX会社で取引したらよいか。
実はCAD(正確にはUSD/CAD)を取り扱うFX会社って限られています。GMOクリック証券はFXネオはUSD/CADの取り扱いはありません。くりっく365だと取引できますが(実は以前、スイングトレードでGMOでくりっく365使ってました)。
原油CFDに合わせて1,000通貨単位でUSD/CADの取り扱い通貨ペアがあって、管理人が利用したことがあるのは下記。
・SBI-FXトレード
・外為ジャパン
・サクソバンク証券
上記3社でも、それ以外のFXプライムやセントラル短資FXでもお好みでどうぞ。
資金管理という面で当サイトはこれまでSBI-FXトレードを推薦することが多いので、SBI-FXトレードが柔軟な資金管理という面ではオススメ。ただしアーブの相手の原油CFDがGMOだと1,000通貨単位なので、そこまで厳密に資金管理は必要ありません。
また外為ジャパンでもUSD/CADの取引ができます。
最後に使い勝手の面で慣れが必要ですがCAD/USDという、そのままアーブに使える通貨ペアが用意されているのはサクソバンク証券。スプレッドも狭いです。使いこなすのに慣れが必要ですが、それをいとわなければサクソがオススメです。原油CFDと逆のポジション立てるの、間違えませんし。(←ミスしないって結構大切です)
CADを取引するFX会社自体は、慣れている会社があればそこで充分と考えますが、オペレーション面でクセはありますが、新しく使い始めたサクソが案外よかったのでご紹介まで。
まとめ
以前記事も書きましたが、「成果を残す資源通貨アービトラージ」でジックリとアービトラージ取り組む方向が、FXトレードで勝つための近道と考えています。
関連記事:勝ち易いFXトレード、アービトラージという選択肢
当然、自分でトレードのモデルを組み立てるという試行錯誤が必要です。しかし自分で組み上げたモデルなら信頼性がありますし、自信を持ってトレードできます。また長く使えるトレード手法となります。そのための時間は当然かかりますが、その時間はトレードの腕前上達のためには必要不可欠な時間です。
上記でお伝えした内容は、直接的にはトレードモデルを組み上げるためのヒントにはなりません。ただしアーブのモデル組み上げの際に、知っておくと時間の短縮に繋がったり、スムーズにアーブに取り組むためのヒントになります。
思いっきり口座開設アフィリエイトを絡めてますので、それをお好みでないようなら検索して使ってみてください。
エクセル回して色々なモデル作っている時間、管理人はとっても楽しかったです。ただしそれでも楽しめるレベルに行くまで、で一体何をどうしたらいいのやら???、と思った時間もありました。(楽しめるレベルから、パフォーマンスの出るレベルに行くまで、また試行錯誤があったのですが)
上記が「成果を残す資源通貨アービトラージ」でアービトラージに取り組もうとしている方の、何らかのヒントになれば幸いです。頑張ってください!
当記事の関連記事
・アービトラージ取引始めました、約半年で原油とCAD取引の形ができた
・金とスイスフラン(CHF)でアービトラージできる、片張り安心してトレード可能
・FXは難しい!CFDや先物など他の商品への応用も考えてみる